ユベントスは公式サイト上で今季 SPAL に期限付き移籍しているマッティエッロ選手の選手登録権をアタランタに売却したことを発表いたしました。
発表された内容(PDF)は以下のとおりです。
アタランタ BC との合意事項
トリノ、2018年1月31日 ー ユベントス・フットボールクラブはアタランタ BC と選手フェデリコ・マッティエッロの登録権を3年分割250万ユーロで売却することで合意に達したことを発表いたします。なお、移籍金は契約期間内の条件に応じ、250万ユーロが加算されることがあります。
この取引で170万ユーロのプラスが見込まれています。
ユベントス・プリマベーラ出身のマッティエッロ選手は1995年7月生まれの22歳。今季は SPAL (セリエA)に期限付き移籍をし、以下の出場成績を残しています。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2017/18 (SPAL) |
セリエA | 19 (15) | (1) | 1374' |
イタリア杯 | 2 (1) | 0 | 87' | |
合計 | 21 (16) | (1) | 1461' |
現時点で 3-5-2 を採用する SPAL で左 WB のレギュラーという位置づけであり、後半戦もポジションを守ることが課題と言えるでしょう。
マッティエッロ選手の保有権を獲得したアタランタは「今季(2017/18 シーズン)は SPAL でプレーする」と発表しています。そのため、来季は「(アタランタで)スピナッツォーラ選手が抜けた後のポジションを掴めるか」がテーマとなります。
『ユベントスのクラブ育成選手』という資格を満たすマッティエッロ選手ですから、買い戻しオプションは付随していることでしょう。SB や WB は FW と比較すれば安価ですが、移籍金が高騰している状況を踏まえるとオプションを付けておく意味はあると考えられます。
オプションの有無はマッティエッロ選手が大きく飛躍した際に明らかになるでしょう。「ユベントスのフロント陣が良い仕事をしていたか」が明らかになるほどの活躍を見せて欲しいと思います。