ユベントスは公式サイト上でアッレグリ監督との2018年までの現行の契約を2020年まで延長したと発表いたしました。
アッレグリ監督は 2014/15 シーズンに就任し、リーグ戦とカップ戦で国内3連覇を達成しています。
2014/15 | 2015/16 | 2016/17 | |
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セリエA | 優勝 | 優勝 | 優勝 |
コッパ | 優勝 | 優勝 | 優勝 |
スーパー杯 | X | 〇 | X |
UEFA CL | 準優勝 | ベスト16 | 準優勝 |
クリスマスの時期に行われたスーペルコッパ・イタリアーナでは結果を残すことはできていませんが、国内で結果を出し、チャンピオンズリーグでは過去3年で2度の決勝進出など申し分のない成績を残しています。
イタリアメディアの「2019年まで」との予測に反し、2020年までの契約となった理由は 2017/18 シーズン終了後に余計な騒動を引き起こす要因を取り除く狙いがあったためでしょう。
ブッフォン選手の引退が濃厚であり、チームの屋台骨を構築し直す必要のある時期に監督人事のことでリソースを割く事態は避けたいからです。
年俸面は明らかにされていませんが、推定500万ユーロの年俸が段階的に引き上げられ、800万ユーロにまで達する契約形態になっているのではないかとイタリアメディアは報じています。
クラブの経営状況は好調で、売上高も伸びを見せています。そのため、段階的に指揮官の年俸が上がる報酬体系は適切なものと言えるでしょう。
契約延長の際にアッレグリ監督、アニェッリ会長、マロッタ GM がランチに出かけている様子も報じられています。移籍市場で獲得に乗り出す選手を絞り込むといった作業も行ったはずですから、動きが本格化してくるはずです。
2020年まで契約を延長したアッレグリ監督がユベントスの悲願であるチャンピオンズリーグを制覇するためにチームをどう成長させるのか。来季のチーム編成と采配に注目です。