負傷によって満足なシーズンとは言えなかったロベルト・ペレイラ選手がユベントスからの放出候補になりつつあり、争奪戦が起きそうだと『トゥット・スポルト』が報じています。
2020年までの契約を持つペレイラ選手ですが、ピアニッチ選手の獲得報道が出ていることもあり、放出される可能性は否定できません。
ペレイラ選手はウディネーゼから移籍金1400万ユーロ+ボーナス150万ユーロで加入しました。支払いは3年分割ですので、あと1000万ユーロほどで “減価償却” は完了することになります。そのため、獲得した移籍金と同額を提示するオファーがあれば、交渉に応じるべきと言えるでしょう。
現時点でペレイラ選手への関心が報じられているのはウエストハムやワトフォードといったプレミア勢で、1000万ユーロ台のオファーを出すのではないかと報じられています。
また、ルチェスク監督が就任するゼニト・サンクトペテルブルクも2000万ユーロのオファーを提示するのではと、トゥット紙は言及しています。
もし、ピアニッチ選手を獲得できるのであれば、ペレイラ選手を放出することも選択肢としてはアリでしょう。
ただ、今季のパフォーマンスが負傷による影響が大きかったと考えられるため、安値で放出に応じる必要はありません。ペレイラ選手以外にも中盤の選手に興味を示しているクラブがあるという報道も出ているため、決断を急がなければならない理由はないのです。
ペレイラ選手を獲得した時を上回るオファーが提示された場合は選手に獲得オファーがあったことを伝え、移籍の意志があるかを確認するという対応で十分です。ドレッシングルームの盛り上げ役を簡単に放出する理由はないと言えるのではないでしょうか。