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【移籍のウワサ】 レアル、ポグバ獲得のため1億2000万ユーロを準備?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、レアル・マドリードがポグバ選手の獲得のため、移籍金1億2000万ユーロを用意するとのことです。

画像:ガゼッタ紙の一面(6月9日)
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 レアル・マドリードとユベントスはモラタ選手の買い戻しオプションについて “話し合い” を持つ予定となっています。その会談が「レアルがポグバ選手獲得のオファーを提示する場」に変わるかもしれないと記事で指摘されています。

 11度目のチャンピオンズリーグ制覇(ウンデシマ)を達成したレアルを率いるジダン監督はポグバ選手を高く評価しています。そのため、ジダン監督が獲得を熱望すれば、メガオファーを提示する可能性はあるでしょう。

 未成年選手の獲得問題でレアルとアトレティコは FIFA からの処分が保留となっている状態です。正式に処分が下ることになれば、1年間の補強禁止となるのですから、今夏に大補強を敢行する理由は十分に存在すると言えます。

 ポグバ選手が得意とするポジションで起用されているのはクロース選手とモドリッチ選手。他にもイスコ選手やハメス・ロドリゲス選手などが在籍していますので、レアル・マドリードのフロント陣がどういった陣容を思い描いているかにも影響されるものと思われます。

 

 ユベントスとしては選手から「移籍したい」という強い希望が表明されない限り、移籍を認めることはないでしょう。

 肝心の移籍金についてもポグバ選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は “史上最高額の移籍金” という称号を狙ってくるでしょうから、ディスカウントに応じる理由はありません。この点はユベントスと利害が一致しており、交渉の障壁となる部分です。

 もし、ポグバ選手が移籍を決断するのであれば、ユベントスは代わりを務める選手を上手く獲得できるかが鍵となります。

 ジダン選手(当時)が移籍した際、ネドベド、テュラム、ブッフォン、サラスの4選手を獲得しました。この再現を行うことがマロッタGMを始めとするユベントスのフロント陣に求められていると言えるでしょう。ポグバ選手の周辺も少し騒がしくなりそうです。