現在、チリでコパ・アメリカ 2015 が開催されているのですが、チリ代表として参加しているアルトゥーロ・ビダル選手がピッチ外で(良くない方の)話題を提供しています。
本日のガゼッタ紙の一面なのですが、そこに大きくビダル選手の記事が掲載されているのです。
当初はビダル選手の運転するフェラーリが事故に遭ったという内容が伝えられました。
交通事故は自体は問題視される点ではないでしょう。過去にはカセレス選手もトリノ市内で交通事故に巻き込まれ、長期離脱したこともあったからです。
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ビダル選手の場合は飲酒運転をしていたということですから、問題視されることは間違いありません。
ユベントスは良きサッカー選手である前に、良き市民であることを求める傾向にあるチームですので、規律面で大目に見られるという可能性は低いと思われます。
2013年10月には代表チームからの合流が遅れたことでコンテを激怒させたり、昨年の10月にもクラブで騒動を起こすといった点がメディアに報じられたこともありました。その時はアッレグリ監督が「解決済み」として起用しましたが、今回の件に関しては予断を許さないと言えるでしょう。
選手のしては自分の軽率な過ちで自らの評価を下げてしまったことが問題と言えるでしょう。社会のルールを守らない者がチームの規律を守りチームのために労を惜しまないかという点で疑問が生じるからです。
信頼を取り戻すためにはピッチで結果を出すしかありません。ユベントスとしては、彼にそのチャンスを与えるべきかということを総合的に判断することが求められます。