カセレス選手には複数のチームが獲得に興味を示していると報じられていますが、その1つであるミランはデ・シーリオ選手を手放すことも視野に入れていると伝えられています。
ユベントスはミランで出場機会を失っている MF のポーリ選手に興味を示しています。それに加え、デ・シーリオ選手にも関心があると『メディアセット』が22日付けで報じています。
ミランではアバーテ選手とアントネッリ選手がサイドバックを本職とする選手として所属しています。そこに DF ならどこでもプレー可能なカセレス選手が加わると、デ・シーリオ選手の出場機会は今以上に減少すると目されています。
2018年6月まで契約を残すデ・シーリオ選手には今冬に移籍する意図はないと報じられており、移籍に踏み切るのであれば、今年の夏以降が有力視されています。
この移籍話はユベントスにとってもメリットがあります。
デ・シーリオ選手は23歳と年齢的に若く、リヒトシュタイナー選手の後継者となれる可能性があります。今夏の移籍市場では右 SB が補強候補になることが確実視されているだけに交渉する価値はあるでしょう。
また、トップチームでユベントスの現監督アッレグリからの指導を受けていることも、獲得に向けたアドバンテージの1つになります。
ただ、このトレード話については「カセレス選手がどのチームに移籍することになるのか」という点がポイントです。ローマもアドリアーノ選手(バルセロナ)の獲得が暗礁に乗り上げたことで、カセレス選手獲得を本格化させると報じられています。
『カセレス選手⇔ポーリ選手+デ・シーリオ選手』のトレードがこの冬に成立する見込みは少ないと見るべきだと言えるでしょう。
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