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【移籍のウワサ】 アル・ナスルが2024年夏の移籍市場でシュチェスニー獲得に本腰?

 移籍情報を発信するファブリツィオ・ロマーノ記者や『トゥット・スポルト』によりますと、サウジアラビアのアル・ナスルがシュチェスニー選手の獲得に強い興味を示しているとのことです。

 シュチェスニー選手がオファーを承諾すれば交渉は即時妥結となるでしょうが、現時点での関心は低いと予想されます。

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 ユベントスがシュチェスニー選手の放出を考えている理由は「足下の技術が “特長ではない” 高給取りのベテラン GK だから」です。

 ユベントスの GK 陣は全員が30代で現行契約は2025年夏まで。「クラブの経営陣が定めた方向性に合致する20代の GK への若返り」が『優先度の重要課題』となっています。

 

 ジュントリ FD の本心が「(モンツァの)ディ・グレゴリオ選手を確保できたからシュチェスニー選手には(クラブ事情に忖度して)退団して欲しい」であることは間違いないでしょう。

 ただ、シュチェスニー選手に『サウジアラビア行き(=アル・ナスルへの移籍)』を快諾する理由が見当たらないことも事実です。

 34歳のシュチェスニー選手はユベントスとの現行契約が2025年夏までで残り1年。『2024年夏に提示されたオファー』と『2025年夏に提示されるオファー』の間に大差はないでしょう。

 今夏限りでシュチェスニー選手がポーランド代表から引退し、多額の年俸報酬に惹かれない限りは『契約満了を以って退団』になると思われます。

 

 状況としては昨夏にサウジアラビア勢がアッレグリ監督の引き抜きを狙った時と似ています。

 しかし、今夏は EURO 2024 が開催されるため、参加選手であるシュチェスニー選手は「大会への集中」と「その後のバカンス」で交渉が進展するかも不透明な状態にあります。

 ユベントスのフロント陣が思い描いた結末となるのか、それとも逆の結末が待ち構えているのかに注目です。