ユベントスは公式サイト上でプリマヴェーラを率いていたパオロ・モンテーロ監督がトップチームの監督に就任し、2023/24 シーズン第37節ボローニャ戦と第38節モンツァ戦の指揮をすると発表いたしました。
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ウルグアイ・モンテビデオ出身のモンテーロ監督は1971年9月生まれの52歳。1996/97 シーズンにアタランタからユベントスに加入し、2004/05 シーズンまでプレーをしたウルグアイ代表の CB です。
ユース時代を過ごした母国ウルグアイのペニャロールで現役生活に別れを告げたモンテーロ監督はペニャロールで監督キャリアをスタート。
アルゼンチンのサン・ロレンソなどを率いた後、2022/23 シーズンからはユベントスのプリマヴェーラで指揮を取っています。
ただ、モンテーロ監督は “UEFA ユースリーグに参加していない今季のカンピオナート” で昨季よりも勝点15を減らしており、苦戦を強いられているのが現状です。
監督 | 勝点 | 戦績 | 得 | 失 | |
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20/21 | ボナッティ | 57 | 16W 9D 5L | 54 | 32 |
21/22 | 57 | 17W 6D 11L | 68 | 48 | |
22/23 | モンテーロ | 56 | 16W 8D 10L | 71 | 56 |
23/24 | 41 | 11W 8D 15L | 45 | 53 |
その指揮官を『トップチームの暫定監督』に指名したのです。“本命の監督” が就任するまでの「一時しのぎ」であることは誰の目にも明らかでしょう。
「モンテーロ監督の手腕が微妙(で選手の能力を発揮させることができなかった)」か「プリマヴェーラの選手が小粒(で監督の手腕以前の問題だった)」のどちらかで、『育成を掲げるクラブの将来』に影を落としていることだけは確かだからです。
トップチームで指揮をする機会を得たモンテーロ監督に「どれだけの自由度がクラブから与えられているのか」に注目です。