『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスはBチーム(= Next Gen)の次期監督にトップチームの暫定監督を務めたモンテーロ監督を考えているとのことです。
ブランビッラ監督の引き留めが難しいと思われるため、Bチームも監督交代を前提にした準備が必要となるでしょう。
ユベントス・Bチームは 2023/24 シーズンで発足6年目。これまで計4人の監督が指揮を取りました。どの監督とも『1年契約』を締結し、率いた最長期間は2シーズン。
単年契約ですから、結果を残した監督は “ユベントス・Bチームよりも選手層の整っているセリエBやセリエC” からのオファーに応じる傾向にあるのは止むを得ないことでしょう。
現状としてはブランビッラ監督が 2024/25 シーズンにユベントス・Bチームで3年目を迎える可能性は低く、後任監督探しをスタートさせる必要があります。
2023/24 | 2024/25 (仮) | |
---|---|---|
1st Team | アッレグリ 【3-5-2】 |
チアゴ・モッタ 【4-2-3-1】 |
Next Gen | ブランビッラ 【3-4-2-1】 |
モンテーロ 【※ 元々は4バック】 |
Primavera | モンテーロ 【3-4-2-1】 |
マニャネッリ |
その本命として名前が出ているのがトップチームの暫定監督を務めたモンテーロ監督。
3バックに挑戦した今季のプリマヴェーラでは結果を残すことができませんでしたが、モンテーロ監督は元々4バックを用いていた指揮官です。
ユベントスのトップチームは 2024/25 シーズンから “4バックを使うチアゴ・モッタ監督” の就任が予想されており、下部組織と使用するシステムを共通化しておくメリットはあります。
また、火中の栗を拾ってくれた恩もあるため、これまでのBチームを率いた監督と同様の条件で『1年契約』を提示することは妥当性があると見なされるでしょう。
Bチームから若手有望株がどれだけ輩出されるかは『クラブの経営再建』にとっても重要な要素です。
そのBチームを 2024/25 シーズンに誰が監督として率いることになるのかにも注目です。