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ジュントリ FD :「アッレグリ監督の仕事ぶりに満足しているし、将来のプランはシーズン終了後」

 ユベントスのジュントリ FD が 2023/24 セリエA第33節カリアリ戦の試合前に現地イタリアでの中継を担った『スカイ・イタリア』からのインタビューに応じていましたので発言の概要を紹介いたします。

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クリスティアーノ・ジュントリ FD:
「後方を見る必要はありません。しかし、私達は常に最善を尽くしていますし、監督と共にシーズン最初に設定したチャンピオンズリーグ出場という目標を可能な限り早期に達成できるよう挑んでいます。

 5位までチャンピオンズリーグ出場権が付与されるのは本当に嬉しいです。誰にとっても喜ばしいことでしょう。イタリア・サッカー界が欧州で名を馳せているからであり、その一員であることを私達は誇りに思っています。

 

 私達は全員が私達はどこから来たのか、物事を正さなければならないこと、その旅路の途中であることを知っています。しかし、気落ちする必要はありません。私達はユベントスです。

 信念を持っていますし、私達は早期に成功するために最善を尽くします。

 将来、どの監督によって形作られるかは非常にシンプルです。私達は監督の仕事ぶりに非常に満足していますし、選手達も同様です。シーズンが終了すれば、カードがテーブル上に出揃います。その時に最善の将来プランを共に描くでしょう。

 アッレグリ監督は契約を有していますし、会談の必要はありません。私達全員が明確に定義された目標達成に向けてエネルギーを注がなければならないのです。

 

 現時点でシナリオは考えていません。アッレグリ監督との契約は1年残っていますし、私達は監督の仕事ぶりに満足しています。

 シーズンが終了すれば、私達は膝を突き合わせて将来のプランを練ります。どのコンペティションに参加するのか、予算はどのくらいかなどテーブル上にすべての要素が揃うからです。

 会計規律に沿って仕事をし、経済・財政のバランスに配慮しつつクオリティーを供給することは簡単ではありません。私達は冷静になって席に着き、共に将来のプランを描かなければならないのです」

 




 

 ジュントリ FD は「そう言うしかない」という当たり障りのないコメントに終始しています。

 不甲斐ない戦いを続けているアッレグリ監督やチームに喝を入れたくても、アルカラス選手の起用方法で介入してしまっているので下手に動くと “藪蛇” になるだけです。だから、大っぴらな動きは自重しているのでしょう。

 コメントとして不味いのは "siamo la Juventus" と述べているところです。日本語訳すると「我々はユベントスだ」となるのですが、“新加入組でユベントスでの実績をまだ残していない人物” が口にしても説得力はありません。

 「自分の手腕で実績を残す自信がないから『先人達が築いて来たユベントス』というブランドに縋っているんだな」と舐められてしまうからです。

 サッリ監督が就任直後に肺炎で休養した際にマルトゥシエッロ副監督が記者会見でその発言をし、その後もサッリ監督はチームをまとめ切ることができませんでした。歴史が繰り返されるようでは目も当たれれないでしょう。

 

 2024年の移籍市場は監督人事の方向性が定まらないと始まりません。まずはユベントスのリーグ戦での順位がどうなるのかに注目です。