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サッリ監督:「アッレグリ時代の良い部分を失うことがあってはならない」

 ユベントスが公式サイト上で就任会見を終えたサッリ監督がアリアンツ・スタジアムのピッチなどでインタビューに応じた様子を公開していましたので、概要を紹介いたします。

画像:アリアンツ・スタジアムで写真撮影に応じるサッリ監督と首脳陣
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マウリツィオ・サッリ監督:
「最初のフィーリングは私が重要なクラブに加わったという認識です。チェルシーから加入するという幸運を手にしました。ここには長い歴史があり、チェルシーが持つ歴史は最近のものです。

 それから、クラブの前には人々によって作り出された感情があります。昨晩、私は偉大なメンタリティーと決意を持つ人々のグループと会いました。素晴らしいハーモニーとコンパクトさを持ったクラブとの印象を受けました。

 

 国外へ行くという決断は実際にしてみて、素晴らしい経験になったと気づきました。この瞬間において、プレミアリーグは認知度という点で世界最高のリーグであることは明らかですし、テクニカルのレベルも非常に高く、素晴らしい施設も有しています。

 スタジアムの空気は幻想的ですし、すべてのファンがスタジアムに行き、チームをサポートします。子供たちや家族連れがベンチの周りにいるのです。

 リーグは非常に強く、私達は彼らを捕まえなければなりません。ギャップを縮めることができることを望んでいますし、私達のリーグが世界最高を誇った20年前の立場に戻したいと思っています。

 

 国外での素晴らしい経験をした後、プロフェッショナルとパーソナルな要素が私に復帰の時期を考えさせました。ユベントスは私の獲得に最も強い意向を示したクラブでしたし、ディレクター陣の全員が私を信頼し、近くにいることを示してくれたのです。

 それが私にこの偉大なクラブに加わるとの素早い決断をさせました。ユベントスは1年前までは大きな敵であり、敵意をむき出しにしていました。なぜなら、120% を出さなければ、ユーヴェを打ち破ることなど考えられないからです。

 

 選手層は試合の勝者である選手たちの特性を私が尊重しなければならないですし、目標はボールを多く持つことです。しかし、これはプレー哲学であり、アッレグリ監督下での特性もいくつかは維持したいと思っています。

 なぜなら、アッレグリ監督のチームは試合の中で相手を上回ることに挑戦し、相手に打撃を与えるチームだからです。突然相手に打撃を与えられるなら、受けた側は敗れます。

 この能力を持つためには困難な瞬間を少なくする必要がありますし、10分間の優位性で相手を打ち破ることは勝利を必要としている時には非常に重要なクオリティーとなります。

 プレー哲学が異なることは明白です。ですが、以前のユーヴェでポジティブだった 99% を失ってはなりません。

 

 “33 のセットプレーを持つ監督” というのは記者からセットプレーでどのぐらいの戦術パターンを持つのかと聞かれたことが発端です。私は「多いよ」と返したのですが、彼は「30?」と述べました。

 それにジョークで「もう少しだね。たぶん33だよ」と言ったら、それから “ミステル・33” がスタートしました。ジャーナリストとのジョークがきっかけです。

 私は選手全員にセットプレーでは異なる戦術を示していますし、チームに対しても同様です。2〜3 試合キープすることもあれば、毎試合変更することもあります」