2023/24 セリエA第25節エラス・ヴェローナ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「直近3試合で勝点1ですから、確かに良い瞬間ではありません。特にホーム2試合で勝点1なのです。ヴェローナ戦はいつも複雑です。難しいピッチであり、彼らは悪くはない状態だからです。
監督のバローニは難しい状況の中で素晴らしい仕事を継続しています。私達は良い試合をプレーする必要がありますし、パフォーマンスだけでなく細部についてより良い姿勢を持つ必要があります。
継続するつもりです。シーズンを変えるようなネガティブが結果が3連続で出ていないからです。7年前のフィレンツェでは敗れた後に勝点7のリードがありました。その瞬間に変化が必要だったのです。
今は変化の必要はありません。ウディネーゼ戦、エンポリ戦、インテル戦はシーズンの流れに沿ったパフォーマンスでした。私達は細部を生み出す違いに代償を払いましたし、細部にもっと注意を払う必要があります。
ウディネーゼ戦やミラノでの試合のように止まっていたボールから失点を許すことはできないのです。
キエーザとヴラホヴィッチの2トップにするかは評価しなければなりません。キエーザは試合とトレーニングを交互に繰り返した1ヶ月半を終え、良いコンディションを見つけつつあります。シーズン終盤に重要となるでしょう。
ヴラホヴィッチが戻ってくるので FW 陣は4人になります。ケーンは仕事に取り組んでいますし、早期に復帰してくれることを期待しています。
トロフィーを獲得していないことに苛立ちを覚える必要はありません。トロフィーを私に与えてくれたチームに恵まれて幸運でした。サイクルを閉じれば別のサイクルが開きます。物事は視点や価値観で変わります。
確かにタイトルから3年遠ざかっています。コッパ・イタリアがありますし、別問題でチャンピオンズリーグに参加できませんでした。復帰してからクラブに要求されていることもありますし、私達は新しい経営陣とともに取り組んでいます。
このことを除けば、ユベントスは2011年以降にチャンピオンズリーグを逃したことはありません。6〜7年遠ざかったチームもあるのです。
ユーヴェはトロフィーを勝ち取ることに慣れていますし、勝てない苛立ちを覚えることもないでしょう。しかし、再び勝つにはさらに何かをしなければなりません。それに相手もいます。
しかし、チャンピオンズリーグは常に保証されているのです。これは良い目標です。現時点で私達はそこに到達していません。勝点が足りていませんし、それを取り戻す必要があります。
今年を良い形で終えれるよう1歩ずつ進んで行く必要があると思います。パフォーマンスはそれほど変わっていません。私達は土壇場で勝てた試合もありましたが、逆の結果にもなり得るのです。
ユベントスは非常に若い選手がいるチームであり、チームを強化してくれる経営陣がいます。プレーをする試合数が増えるからです。
私の将来に関しては契約が1年半も残っていると言いました。守備面に関しては物事が上手く行っている時に注意力は散漫になります。注意力を高く保てなかった責任は私にあります。
キエーザとユルディズの同時起用?よりクオリティーのある選手をピッチに送り出せるのは良いことです。それからバランスの問題があります。カルチョは数学の問題ではありません。瞬間と選手の状態を評価しなければなりません。
今は私達がやらなければなりませんし、明日の試合で結果を出すことは挑戦です。直近の試合を分析し、細部にもっと注意を払う必要があると伝えました。相手と戦い、より多く走らなければなりません。トップに立てるクオリティーはあるのですから。
アルカラスは成長中の良い選手です。彼のしていることを嬉しく思います。月曜日は別の必要性を求めていたので出場機会がありませんでした。
T・ジャロは負傷から復帰し、チームと共に働いています。近い内に出場機会を得ることになるでしょう。
アントニオ・コンテが来季にどのチームを率いるかは分かりません。彼は働いてきたクラブで素晴らしい業績を残しています。私達にとって重要なのはシーズン終了時にチャンピオンズリーグ出場権を手中に収め、ラツィオとの良い準決勝を迎えることです。
私達は今後3ヶ月を大きな情熱と熱意を持って生きなければならないのです」