2023/24 セリエA第33節カリアリ戦を控え、アッレグリ監督のよる前日会見が行われましたので発言の概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「カリアリは今季8勝の内、6勝をホームでしており、途中出場の選手が最後の15分間で多くのゴールを決めています。
カリアリでは常に難しい試合になりますし、彼らは残留を懸かっており、私達はチャンピオンズリーグ出場権が懸かっています。すべての観点においてフェアな試合が必要になるでしょう。
ターンオーバー?最も重要な試合がカリアリ戦です。それからラツィオ戦に向けたフィジカル・コンディションを確認しましょう。
シーズン後半戦はもっと上手くやるべきでした。しかし、私達には改善のチャンスがあります。
クラブは常に移籍市場のことを考えていますし、これまでの取引はチームを良くするために行われたものです。それを変えることはできません。私達は今後の試合のことだけを考えています。
シュチェスニーがユルディズをバロンドール候補だと言った?それが正しいことを望んでいますが、落ち着いて考えなければなりません。ユルディズは偉大なクオリティーがありますが、自分の道を歩まなければならないのです。
素晴らしい資質を有していますし、私はユルディズがいて幸せです。キエーザとの共存?多かれ少なかれ彼らは同じポジションでプレーしています。
キエーザが大怪我からの復帰後に困難に直面することは分かっていました。不満が爆発したこと?もっと酷い時もありました。出場すればプレーしたいと思うのは普通のことです。自分自身にもっと要求しなければなりません。
トリノ・ダービーでは良いプレーをしていましたし、私達にとって重要な選手です。キエーザとユルディズのどちらを明日の試合で起用するのかを決めなければなりません。
私が指導してきたチームでは守備面はいつも強みでした。守備力がカンピオナートを制することができるのかの分かれ目です。
現状ではケーンが招集外。ミリクは復帰の予定です。彼らは共にプレーできますし、途中出場から決定的な存在になれる選手です。
ヴラホヴィッチとキエーザは偉大な選手になれる素晴らしい選手です。ドゥシャンはこの先何年もの選手キャリアと素晴らしい未来があり、フェデリコはキャリアの最盛期を迎えています。
昨年はインテルがチャンピオンズリーグ決勝に進出し、ローマがヨーロッパリーグ決勝を戦いました。欧州との差はそれほど大きくないと思います。
この期間中の勝利は2倍の価値があります。ミラン、ローマ、ボローニャとの対戦が控えています。私達は1歩ずつ進んで行かなければなりません。
ユベントスがチャンピオンズリーグ出場権を獲得し、コッパ・イタリア決勝に進出できるよう私達全員が取り組みます。目標が達成されれば、クラブが従来どおり戦略を決定するでしょう。
(対戦するカリアリを率いる)ラニエリはサッカーに人生を捧げ、重要な結果を成し遂げて来ました。セリエAからチャンピオンズリーグに出場し、プレミアリーグで栄冠に輝くなどキャリアはユニークです。
今シーズンもすべてを失いそうになるも何とか立て直しました。彼は知的な常識人であり、優れた監督でもあります。
カリアリ戦のフォーメーション?疑いはほとんどありません。(鼻骨骨折による整復手術を受けた)シュチェスニーも元気で出場可能です」