2023/24 セリエＡ第10節ヴェローナ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督：
「多くの落とし穴が存在する試合です。ヴェローナは試合への入りが上手く、肉弾戦に誘う術を知っている良い選手もいます。私達は結果を継続しなければなりませんし、そうしないとミラン戦での成果を捨てることになるでしょう。
ヴェローナ戦は危険な試合です。サプライズを回避するために私達も同じレベルで迎えなければなりません。
首位に立つことが象徴なのではありません。スクデットという言葉を押し返したい人は誰もいないでしょう。しかし、私達は現実的になる必要があります。
私達は上手くやっています。しかし、改善に向けた仕事を日々継続しなければなりませんし、このチームに将来に対する保証を与えなければならないのです。
全員が技術面で成長する必要がありますし、ソリッドなチームを構築するために精神面での成長も必要です。目標はトップ４に入り、チャンピオンズリーグに出場すること。それからシーズン後に評価することになります。
ヴラホヴィッチとキエーザは両選手ともに良好です。キエーザは今週は良いトレーニングを行えましたし、ヴラホヴィッチはキエーザに先行しています。先発で起用するかはまだ決めていません。
ニコルッシはレジスタでプレーできますし、メッザーラ（＝インサイドハーフ）でもプレーできます。知的な選手ですし、トレーニングも積めており、その時を待っています。
明日のヴェローナ戦はサッスオーロ戦とは違った試合になるでしょう。私達は観客を必要としていますし、相手に関係なく相手と同じように試合に臨まなければなりません。
勝つことは常に難しいのです。勝つことで技術的なアドバンテージを手に入れることができるでしょう。順位を見る必要はありません。勝点3を得るために小さな1歩が必要なのです。秩序、コンパクトさ、忍耐が求めれています。
ノンジェは素晴らしい若手選手です。しかし、経験を積む必要がありますし、フィジカルに関してもそうです。デュエルでは技術だけでなくフィジカルも求められますから。
若い選手と経験豊富な選手が混在するのは良いことです。いくつかの試合では準備が難しくなるでしょう。ビッグマッチは選手自身が準備をしますが、明日はフィジカル自慢のチームとの対戦です。放漫であってはなりません。
相手と同じように戦わなければ、相手の土俵から抜け出せないでしょう。年末まではバランスを保つ必要があります。困難に直面する恐れがあるからです。
ユーヴェは常に本命と見なされていますし、どの勝利も当たり前と受け止められています。トップ４に入るにはミラン戦と同じプレーが必要です。技術的には素晴らしくなかったのですが、私達は団結していました。
上手くビルドアップできれいれば、もう少し得点していたでしょう。改善しなければなりません。明日は完全に別の試合です。謙虚さが必要になると思います。
マッケニーはフィジカルが非常に要求される試合で有用となる可能性があります。好調ですし、カンピオナートを通して状態を保たなければなりません。
カンビアーゾとコスティッチのどちらを起用するかはまだ決まっていません。イリングが明らかに優れていたとしてもです。明日の朝に決める予定です。
FK でのゴールが少ない？もう少し端から FK を蹴る必要がありますね。私達は良いキッカーを擁しているのですから」
