ドバイで行われたグローブ・サッカー・アワードに出席したユベントスのジュントリ FD が式典を中継した『スカイ・イタリア』からの取材に応じてコメントを残していましたので概要を紹介いたします。
クリスティアーノ・ジュントリ FD:
「ケーンへの問い合わせは多数あります。私達は選手の代理人と何が選手にとって良いのか、何が私達にとって良いのかを評価します。
もし、彼がチームを離れるのであれば、私達の移籍市場はそこで終了です。
20試合を消化して勝点49を獲得しました。私達がしてきたことに満足しています。素晴らしい選手達がいますし、私達はこのように継続しなければなりません。
ナポリ時代にスクデットを勝ち取ることができました。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長やルチアーノ・スパレッティ監督、そして共に働いてくれた全ての人々に私は感謝しなければなりません。
ユーヴェと共に新たな旅が始まりました。非常に暖かく私を歓迎してくれましたし、現段階で私達は素晴らしい仕事をしています。
私達は正しい方向に推し進めて行きたいですし、チャンピオンズリーグに出場したいと思っています。
サッスオーロ戦の試合後にアッレグリ監督が “警察と泥棒のようなもの” と首位争いを例えたことについて?アッレグリのジョークは良きトスカーナ人として受け流すべきが私個人の意見です。
今日の私達は5位チーム(の勝点)を見ています。日曜日にはレッチェで非常に重要な試合がありますから」
イタリアの一部メディアが報じている「ケーンを放出してベルナルデスキを補充」に釘を刺すコメントを残したことが特筆点です。
クラブとしての最優先目標は『チャンピオンズリーグ出場権獲得』による収入の確保。スクデットは「現実的に狙えるなら “シーズン開幕時の戦力で” 本気で狙いに行く」という立場でしょう。
そのため、移籍市場で「選手が不足しているポジションでの『補充』」はあっても「選手のクオリティーや貢献度に不満を覚えるポジションでの『補強』」が起きる可能性は極めて低いと考えられます。
現有戦力を上手く活用し、シーズン後半戦も良い形で走り切ることができるのかに注目です。