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【移籍のウワサ】 EURO 2024 出場のためにヨーロッパでのプレーを希望するヘンダーソンにユベントスが関心?

 スカイ・イタリア』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがヨーロッパでのプレーを希望するジョーダン・ヘンダーソン選手の獲得に向けた交渉に乗り出したとのことです。

 両者の要求(や希望)には隔たりがあるため、ユベントスは選手側の要望によっては交渉を切り上げる必要があるでしょう。

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 イングランド・サンダーランド出身のヘンダーソン選手は1990年6月生まれの33歳。2023年夏までリヴァプールで主将を務めていた MF でしたが、サウジアラビアのアル・イテファクに完全移籍をしていました。

 ところが、アル・イテファクはサウジアラビアの “ビッグ4” ではありません。

 チーム戦力はアル・ヒラル、アル・ナスル、アル・アハリ、アル・イテハドの4強に劣ってしまうのです。この環境面での不満はヘンダーソン選手に「2024年1月の移籍市場でのヨーロッパ復帰」を後押しする要因になり得るでしょう。

 

 ユベントスのヘンダーソン選手に対する立場は「 “ルガーニ選手と同じ役割を不満を述べることなく担ってくれるインサイドハーフ” ならば『予算内での獲得』に向けた交渉に本腰を入れる」であるべきです。

  • ヘンダーソン選手の思惑:
    • 最大の目的は EURO 2024 でのイングランド代表入り
      • 2023年11月の国際Aマッチデーでは代表に招集
    • 「ヨーロッパでのプレー機会」と「18ヶ月(=2025年夏まで)の契約」を希望
  • ユベントスの状況:
    • 2023/24 シーズン後半戦限定で『経験値のある即戦力のインサイドハーフ』は欲しい
      • 高額な移籍金や年俸の提示は不可
      • 6ヶ月の半年契約が前提
    • 出場機会の保障なし

 『中盤の若手有望株やマッケニー選手がフル稼働でパンクしないための保険』を目的にしたヘンダーソン選手の獲得は合理的です。それ以外だと獲得に本腰を入れる理由はほとんどありません。

 そのため、ヘンダーソン選手側が譲歩するかで今後の展開が決まってくるものと思われます。

 

 ユベントスは「ヘンダーソン選手を是が非でも獲得しなければならない状況ではない」ため、ヘンダーソン選手の獲得によって「若手有望株の貴重な出場機会が奪われる事態」は避けなければなりません。

 選手側からの売り込みを受けたと思われるユベントスのフロント陣がどのような決断を下すのかに注目です。