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【移籍のウワサ】 ヴラホヴィッチの放出が既定路線となったことで移籍交渉のゴングが鳴る

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ヴラホヴィッチ選手の放出が確定的となったことでバイエルンを筆頭にビッグクラブが獲得に関心を示しているとのことです。人件費を考えると「残留」の可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

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 ユベントスは 2023/24 シーズンの UEFA チャンピオンズリーグ出場権を喪失したため、チャンピオンズリーグ経由での収入分(約1億ユーロ)の事業費削減が必須です。

 ヴラホヴィッチ選手の放出が止むを得ないのは「保持するための人件費が割に合わない」からです。

  • ヴラホヴィッチの保持に必要な人件費:
    1. 推定年俸: 700万ユーロ(税込で約1300万ユーロ)
    2. 年間の減価償却費: 約1800万ユーロ

 年俸と移籍金の減価償却費で人件費が年間3000万ユーロを要しているのです。チャンピオンズリーグに出場できなければ、この支出を維持・正当化することはほぼ不可能と言わざるを得ないでしょう。

 

 ヴラホヴィッチ選手が予想に反する形で来季(2023/24 シーズン)もユベントスに残留する可能性はあります。

 アッレグリ監督の後任監督が「ヴラホヴィッチは必須。残留させられるなら “どのような代償でも払う” し、その上でクラブが求める結果を残す」とリスクを背負えば良いのです。

 「ロカテッリとブレメルを放出してでもヴラホヴィッチを残留させて欲しい」と熱望すれば可能性はゼロではありません。しかし、そのようなチーム編成で『クラブを求める結果』を残すことは困難を極めるでしょう。

 だから、ヴラホヴィッチ選手の放出は既定路線と見なされ、ビッグクラブが獲得に向けた動きを見せているのです。

 

 無い袖を振ることはできませんし、背に腹は代えられません。ヴラホヴィッチ選手の去就がどのような結末を迎えるのかに注目です。