『メディアセット』によりますと、ボヌッチ選手がトッテナムでコンテ監督と再タッグを組む可能性があるとのことです。ユベントスが選手の引き止めに尽力する必要性は薄れているため、現実的に起こり得ると言えるでしょう。
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ボヌッチ選手は1987年5月生まれの35歳。ユベントスとの契約は2024年夏まで。推定年俸は700万ユーロと見られています。
ユベントスが「ボヌッチ選手の放出」を容認する理由は以下の点でしょう。
- 今季終了時に36歳になる年齢
- 費用対効果の悪化
- チーム屈指の高年俸(推定700万ユーロ)
- 守備能力の著しい低下
- クラブの収入減
- CL 出場権を喪失した場合の人件費削減は不可避
ユベントスはチャンピオンズリーグの決勝ラウンド進出が絶たれた時点で「セリエAの4位以内」を最優先にすると考えられます。また、それと並行して「若返り」を進めることでしょう。
必然的にボヌッチ選手の序列は低下する(= 扱いが雑になる)ため、他クラブからの関心に惹かれる可能性は大いにあると思われます。
ボヌッチ選手への興味が報じられているトッテナムはコンテ監督との契約延長を妥結するための交渉材料として『3バックの中央で計算ができるボヌッチ選手』を獲得することは想定されます。
ユベントスがボヌッチ選手への獲得オファーを門前払いにする可能性は年々低下していますし、両クラブを取り巻く状況によっては「2023年1月の移籍市場での引き抜き」も起こり得るでしょう。
選手キャリアの最終盤を迎えているボヌッチ選手がどのような決断を下すのかに注目です。