ユベントスは公式サイト上で現地5月7日（日）に開催予定の 2022/23 セリエＡ第34節アタランタ戦に向けた調整を本格化させたと発表いたしました。ランチタイム・キックオフに上手く適応できるかが鍵となるでしょう。
5月3日（水）にセリエＡ第33節レッチェ戦を終えたユベントスは試合翌々日の5日（金）からアタランタ戦に向けた調整を本格化。
マンツーマンで守るアタランタを想定したビルドアップの技術メニューやクロスからのフィニッシュ練習が行われたことが報告されています。
3バックには「ファイナルサードの局面で【WB の前後にあるスペース】を有効活用されると相手に決定機を作られてしまう」というシステム上の欠点が存在します。
ユベントスとアタランタは両チームともに3バックを採用することが濃厚であり、どちらのチームの攻撃の形が相手の守備戦術に効果的かによって決定機の数が左右されることになるでしょう。
33節を消化した時点で勝点63を獲得して3位に付けるユベントスは勝点58で5位のアタランタのホームに乗り込んでの大事な一戦です。
勝った方が「（来季のチャンピオンズリーグ出場権が手に入る）リーグ4位以内」に向けて大きく前進することになるため、細部が明暗を分ける試合展開になる可能性は十分にあるでしょう。
また、両チームともにミッドウィークでセリエＡ第33節を消化して中3日で迎えるランチタイム・キックオフであり、メンタル面を含めた試合への入りが重要になると思われます。
ユベントスはアタランタ戦から中3日で UEFA ヨーロッパリーグ準決勝セビージャ戦が控えているため、結果と内容が両立した試合でアタランタ戦を終えたい事情があります。
アッレグリ監督がチームをどのように調整して大一番に臨むのかに注目です。
