UEFA は公式サイト上で 2022/23 UEFA ヨーロッパリーグ準々決勝のセカンドレグを担当する審判団を発表いたしました。スポルティング対ユベントス戦の主審はフランソワ・レテキシエ(François Letexier)氏です。
フランス・ベデ出身のレテキシエ氏は1989年4月生まれの33歳。2020/21 シーズンにチャンピオンズリーグでの主審デビューを果たし、今季の CL では4試合を担当。今季のヨーロッパリーグでの主審は3試合目です。
レテキシエ氏がユベントス戦で主審を担当するのはキャリアを通して初めてのこと。
一方のスポルティングはレテキシエ氏が主審を務めた試合を2試合戦っており、直近の試合が今季の EL プレーオフでのミッテラン戦(スポルティングのホームでのファーストレグ)でした。
ミッテラン戦は 1-1 の引き分けでしたが、今回は引き分けだと “スポルティングが” 敗退となります。このプレシャーとどう向き合うかがポイントになるでしょう。
なお、レテキシエ氏とともに試合を担当する副審はシリル・ミュニエ(Cyril Mugnier)氏とメディ・ラモウニ(Mehdi Rahmouni)氏。第4審判はステファニー・フラパール(Stéphanie Frappart)氏。
VAR はポル・ファン・ボーケル(Pol van Boekel)氏、副 VAR はロブ・ディエペリンク(Rob Dieperink)氏が担当すると発表されています。
審判団は「誤審で敗退させられた」との恨みを UEFA が買わないためのアサインが行われました。このユニットは今季の CL 準々決勝ファーストレグのレアル・マドリード対チェルシー戦を担当していたからです。
判定基準が『UEFA での一般的なもの』と想定されるため、試合に向けたコンディション調整とファーストレグで浮かび上がった課題の修正に成功したチームが勝ち抜けを決めることでしょう。
アウェイでのリーグ戦での2連敗を引きずる可能性がある状況でアッレグリ監督がチームにどのような喝を入れてリスボンでのセカンドレグに臨むのかに注目です。