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Bチーム: セクロフのゴールで先制するも後半に追い付かれてマントヴァと 1-1 で引き分ける

 2022/23 セリエC第34節が行われ、アウェイでマントヴァと対戦したユベントス・Bチーム(= Next Gen)はセクロフ選手のゴールで先制するも後半に追い付かれ、試合は 1-1 で引き分けました。

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2022/23 セリエC第34節 マントヴァ戦)
  選手名
GK 22: ダッファラ
DF 2: サヴォナ(→ 36' st. 5: エンゾアンゴ)
6: リッチオ (C)
4: ムハレモヴィッチ
MF 30: セルサンティ
28: バッレネチェア
27: ベサッジョ
11: クドリッジ
29: スーレ(→ 36' st. 21: リパーリ)
FW 10: コンパニョン(→ 27' st. 9: ダ・グラカ)
7: セクロフ(→ 27' st. 24: パルンボ)

 ブランビッラ監督は 3-4-1-2 を選択。アンダー世代の代表チームに招集された選手は起用できないため中盤はダブルボランチを採用し、前線はコンパニョン選手とセクロフ選手の2トップで試合に臨みます。

 

 最初にチャンスを掴んだのはホームのマントヴァ。17分にムハレモヴィッチがベサッジョに縦パスを付けたところを背後からボール奪取に成功したピエロボンがショートカウンターを発動させるもシュートはクロスバーの上を通過してしまう。

 対するユベントスは33分に右サイドから仕掛けたコンパニョンのシュートが枠を捕らえたが、GK キオーラが落ち着いたセーブで得点は許さず。

 このこぼれ球を回収したクドリッジが入れたクロスにフリーでゴール前に侵入したコンパニョンがヘディングで狙うも上手くミートせず。ユベントスは絶好の先制機を逸してしまう。

 それでもユベントスは前半終了間際の45分にコンパニョンがセクロフへのパスを通すと、セクロフがコンパニョンとのワンツーで DF ラインを抜け出してゴール右にシュートを決め、ユベントスが1点を先制して前半を折り返すことに成功する。

 ユベントスが1点リードの後半で先に惜しい場面を作ったのもホームのマントヴァ。55分にゴール正面やや左の位置 FK を獲得したが、デ・フランチェスコのシュートは GK ダッファラが正面でキャッチする。

 追加点を取って勝敗の行方を決定付けたいユベントスだったが、マントヴァのゴールを脅かす決定機を作るまでには至らず。それでも相手にも決定機を許さずに試合は終盤へと突入する。

 試合の膠着状態を破ったのはマントヴァ。83分に左サイドのスペースに侵入を試みたチェレソーリにボールが渡ると、ダイレクトでの折り返しをボカロンが押し込んで 1-1 の同点に追い付くことに成功する。

 試合最終盤での勝ち越しを狙いたいユベントスだったがクオリティー不足は否めず。試合はこのまま 1-1 で終了し、前節に続いて逃げ切りに失敗する試合展開になってしまった。

 

 なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。

マッシモ・ブランビッラ監督:
「前半は私達がイメージしたとおりの試合をプレーすることができました。

 後半はマントヴァが積極的にプレスを仕掛けて来たので多くのスペースが生じたのですが、私達はそれを活かすことはできませんでした。もう少し何かをすべきだったと思います。

 目的を達成したとは言いにくい引き分けです。残り4試合ですが、何かが起きる可能性があるほどグループは拮抗しています」

 




 

 直近2試合は残り10分を切ってから同点ゴールを許しての引き分けですから監督の試合後コメントがネガティブになるのは止むを得ません。

 Bチームの成績は12勝10分12敗で勝点46。例年と変わりないペースで勝点を積み重ねているものの、直近2試合を勝ち切れていれば勝点は50に到達して順位は「7位」だったはずです。

 それだけに「11位」という現状なのですから反省しなければならないことでしょう。

 

 Bチームの次戦は4月2日(日)に予定されているセリエC第35節フェラルピ・サロ戦です。グループ首位に立つチームとの対戦であり、小さなミスが命取りになると予想されます。

 詰めの甘さで勝点を取りこぼしているだけに上手く修正して勝点を獲得することができるのかに注目です。