2022/23 セリエＡ第25節ローマ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督：
「ローマはチャンピオンズリーグ出場を目指して素晴らしいシーズンを送っています。ホームでの失点数の少なさは欧州屈指でしょう。11試合で5失点であり、クリーンシートは4試合です。
満員のスタジアムで良い試合になるでしょう。私達は素晴らしい試合をプレーしなければなりません。
ポグバは復帰後の反応は良好で昨日もトレーニングを消化しました。長期離脱した後だったことを踏まえると良かったと思います。状態を上げなければなりませんし、現状は途中出場での良いカードです。
ミリクは国際Ａマッチデー明けの復帰でしょう。ミレッティは復帰します。他の選手はカイオ・ジョルジを除いて起用可能です。
パレデスは良好です。ロカテッリも復帰します。また、素晴らしいプレーを見せたバッレネチェアもいるのです。全員が頼もしい選手です。
私達にとってローマ戦は直接対決ですし、（順位争いのライバルである）ボローニャを引き離さなければなりません。上位のチームは先に行ってしまったので1歩ずつ何が起きるのかを見守るしかないからです。
トリデンテ？長期離脱をしていた選手を起用するには忍耐と冷静さが欠かせません。4日おきにプレーしていますし、木曜日にはフライブルクとの大事な試合も控えています。
また、途中出場する選手は誰であっても決定的であることが重要です。どの選手も毎試合90分の先発フル出場を望みますが、それは不可能なことです。
モウリーニョと比較されるのは光栄です。彼は多くを勝ち取っていますから。ローマでの仕事も素晴らしいです。私達の勝点剥奪とは関係なく、ローマは勝点44を得ています。明日の試合で彼と会えることを楽しみにしています。
監督が試合中に退席処分となった場合は罰金が科されるべきでしょう。また、次戦ではベンチにいるべきです。これはあくまでも私見です。
偉大な選手たちが起用できることは常に喜ばしいです。ディ・マリアとの契約更新？彼は並外れた選手ですが、契約に関することはクラブの管轄です。ダニーロの契約は延長されたとは言え、優先順位があります。
重要なのはディ・マリアの出場機会が少なかったとしても、彼は直近の数試合で実証しているように常に決定的な存在であることです。
ディバラはユーヴェと現在ではローマで素晴らしい選手であることを数字で証明しています。彼をエリア内に近づけることは危険ですし、常に注意を払わなければなりません。
チャンピオンズリーグ出場権争いに加わることはほぼ不可能でしょう。処分がなければ勝点は50でした。私達は継続性を持たなければなりません。どこかのチームが2位争いの混戦から抜け出すでしょう。
私達から見て上位のチームは遠くにいます。勝点15を剥奪されてチャンピオンズリーグの出場権を得るのはスクデット3回分に相当します」
