NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

【試合後コメント】 2023/24 セリエA第18節 ユベントス対ローマ

 アリアンツ・スタジアムで行われた 2023/24 セリエA第18節ローマ戦に 1-0 で勝利したユベントスのアッレグリ監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。

PR

 

マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私達は勝点43を獲得しました。今夜は順位の上で重要かつデリケートな試合でした。カルチョには複雑なバランスがあり、それが崩れる時は一瞬なのです。

 素晴らしいローマを遠ざけておくことが基本でした。均衡が崩れた後は失点のリスクはほとんどなかったですし、私は非常にハッピーです。

 今は木曜日(に行われるコッパ・イタリア)とシーズン前半戦最後を最高の形で締めくくることを考えましょう。それで私達は後半戦に身を投じることになるのです。

 私達は昨年の仕事を継続しているチームを保持しています。より穏やかになっていますし、グループ全体としてのさらなる成長を志しています。昨年は特別なシーズンでしたし、良い形で試合に勝ち、チャンピオンズリーグで勝てるようにトレーニングを継続します。

 ローマに勝つことは簡単ではありません。彼らは今日もピッチ上でそれを証明していました。私達は有頂天になってはいけませんし、やるべきことや改善すべきことが数多くあると認識して仕事に取り組まなければなりません。

 ユルディズ?フットボールのプレー方法を知っている選手を見るのは美しいことです。彼は並外れた試合をプレーしました。途中出場のキエーザも非常に良かったです。クオリティーがありました」

 

ヴォイチェフ・シュチェスニー選手:
「良い前半戦でした。私達は勝点46という素晴らしい数値に到達することができますが、満足しないようにしましょう。

 インテルとの勝点差は2。当面の目標はチャンピオンズリーグですが、私達は責任から逃げることはできません。

 私達はユベントスです。スクデットを夢見なければならないですし、目標は最も高く設定しなければならないのです」

 

アドリアン・ラビオ選手:
「私達にとって勝利が重要でした。インテル戦の結果を知っていましたし、勝点差を詰めれる状況だったからです。このように継続しましょう。今夜のような正しいスピリットで前を向き、勝ち続けるのです。

 スクデット?私達は信じています。私達全員にとっての目標です。しかし、その道はまだまだ長いです。

 得点は嬉しいです。今季はまだノーゴールでしたからね。得点力に関するハードワークはしています。観客の前でゴールを決めることができて本当に嬉しいですし、彼らもスクデットを信じているでしょう。彼らは特別な存在です」

 




 

 ユベントスとしては「狙いどおりの試合展開」だったと言えるでしょう。また、ユルディズ選手が「ミリクとラビオの2人による攻守両面でのサポート」を得られない中で65分まで内容のあるプレーができたことも収穫です。

  • 2023/24 セリエA第18節ローマ戦での2トップ
    • 65分まで: ヴラホヴィッチ&ユルディズ
    • 66分〜75分まで: ヴラホヴィッチ&キエーザ
    • 76分以降: ミリク&キエーザ

 一方で膝蓋腱の問題から復帰したキエーザ選手は「カウンターでの鋭さ」はまざまざと見せ付けていましたが、“数的不利な状況の相手にカウンター攻撃を仕掛けることだけ” を期待されているのではありません。

 先発起用が前提の主力選手としての年俸が支払われている訳ですし、“周囲の味方との連携” を活かして守備ブロックを構築した相手が脅威に感じるパフォーマンスをどれだけ発揮できるかが問われることになるでしょう。

 ユルディズ選手が「ヴラホヴィッチ選手とのコンビでも内容の伴ったプレーができた」という結果は FW 陣の序列を変える要因になり得るからです。

 

 来季以降で二足の草鞋を履くために2024年の新年初戦となるコッパ・イタリアでは「 “出場機会のあまり多くない若手選手” をチーム戦力として適応させるための実戦起用」を進めたいところです。

 チームが描く成長曲線は維持しつつ、若手選手にチームでの実戦経験を積ませる運用ができるのかに注目です。