アリアンツ・スタジアムで行われた 2022/23 UEFA ヨーロッパリーグのプレーオフ・ナント戦に 1-1 で引き分けたユベントスの監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「PK?見ましたが、文句を言っても何もならないでしょう。
1-1 に追い付かれた後は技術的にもっと良いプレーができたはずです。また、私達が 1-0 とリードした後はスローモーションのようでした。改善しなければなりません。
私達は再びリードを得れたでしょうし、他にも得点機はありました。継続性を与えなければならないのです。特にこのような試合では得点することが必要でした。
今はフランスで行われる第2ラウンドで勝利しなければなりません。突破の確率は 50% でしょう。
ボールを扱う際のミスが散見されます。ボールを素早く動かさなければなりませんし、その際には選手たちも動かなければなりません。フランスでの試合は難しいものですが、私達は重要なテクニックを有しています。
ファールなしで 80m も走ることは不可能です。私達は立ち止まっていましたし、再びプレーをし始めた時はゴールに迫りました。
パレデス?良いチャレンジをしていましたよ。キエーザはピッチをカバーしなければならず、前半は位置が低すぎました。しかし、キエーザは最善を尽くして良い試合をしていました」
ダニーロ選手:
「相手の前線にはクオリティーのある選手やスピードのある選手がいることは知っていましたし、プレッシャーがなければ彼らがトラブルを引き起こすことも分かっていました。
私達は最後の数メートルでの加減速の選択を改善しなければなりません。冷酷さも改善しなければならないことです。
試合全体の結論を出さなければなりません。簡単な時期ではないのです。私から見て明らかな PK です。隠してないですし、単なるペナルティーです。
判断、強度、そして理解を改善しなければなりません。相手が苦しみほど試合はより簡単になるからです。日曜日にはスペツィア戦がありますし、幸いなことに私達は多くの試合をプレーできます。次の試合で良い結果を出すことで自信を取り戻せるでしょう」
約1ヶ月前のセリエA第19節アタランタ戦と同様に「勝利に値する内容だったものの勝利という結果を手にすることができなかった試合」になったことが悔やまれます。
失点のシーンはファジョーリ選手のパレデス選手への横パスがインターセプトされ、パレデス選手が(イエローカードとの引き換えの)ファールでセントンゼ選手を止め切れずにロングカウンターを発動されて同点弾を許してしまいました。
“3バックとダブルボランチの計5選手” を後方に残している状態でロングカウンターを浴びて失点してしまうと『攻撃重視のチーム方針』を維持することが難しくなります。したがって、反省すべき点は反省しなければならないでしょう。
ロカテッリ選手に残りの全公式戦で先発フル出場を期待することは非現実的ですし、中盤 MF 陣のやりくりをアッレグリ監督がどうするのかにも注目です。