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キャピタルゲインゲート問題の控訴審を担当するイタリア五輪委員会・スポーツ保証委員会のサンドゥッリ副会長が一身上の都合で辞任

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』などの各メディアがイタリア五輪委員会(CONI)のスポーツ保証委員会で副会長を務めるピエロ・サンドゥッリ氏が辞職したと報じています。

 理由は『トゥット・スポルト』に個人的な見解を述べたことによる騒動への “ケジメ” だと思われます。ただ、サンドゥッリ氏は今回の控訴審での担当ではないことには留意すべきでしょう。

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 事の発端は2023年2月初旬にサンドゥッリ氏が『トゥット・スポルト』のインタビューで語った内容と思われます。

  • 上場企業の形態は “スポーツクラブの器” として相容れない
  • 今回のスポーツ改革でこの問題が解決されることを期待していたが、脆弱性が示される結果になっている

 「今のユベントスを取り巻く一連の事例がこれらを物語っている」とサンドゥッリ氏が述べたことに対し、CONI は「組織の見解ではなく個人的な見解に基づくもの」と火消しに走りました。

 これはサンドゥッリ氏が「イタリア・サッカー連盟(FIGC)を監督する “CONI スポーツ保証委員会・第2セクション” の副会長」の職にあったからです。『改革』を指示されたくない抵抗勢力が反発することは想定できることと言えるでしょう。

 

 ちなみに、ユベントスが控訴したキャピタルゲインゲート問題を審査するのは「CONI スポーツ保証委員会の第1セクション」であり、第2セクションの副会長(であうサンドゥッリ氏)は「蚊帳の外」です。

 したがって、控訴審に与える影響は「最初からほとんどなかった」と言って差し障りはないはずです。

 “欠陥が露呈したままの運用体系” を維持するメリットがあるのは「制度の脆弱性を突くことで恩恵を得ている不届き者」です。

 その是正に消極的な姿勢を採ることはガバナンスを重視する企業からの投資を遠ざけるため、業界にとってはマイナス要素になるでしょう。

 

 法治主義ではなく人治主義による支配が確定しつつあるキャピタルゲインゲート問題の控訴審に対し、CONI がどのような裁定を下すのかにも注目です。