ユベントスは公式サイト上で本日付で職務から退任するアニェッリ会長、ネドヴェド副会長、アリヴァベーネ CEO に対する謝意を掲載いたしました。1つの時代が区切りを迎えたと言えるでしょう。
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パラティチ CFO 時代の不正会計疑惑が浮上したユベントスは2022年11月末に取締役会が総辞職。アリヴァベーネ CEO だけがスカナヴィーノ GM に職務を引き継ぐためにクラブに残っている状態でした。
ただし、これは「クラブ経営」についての話で「肩書き」に関しては別です。
株主会社であるユベントス・フットボールクラブは「 “アニェッリ現会長” によって招集された株主総会において新たな取締役が選任される必要がある」からです。
ユベントスは2023年1月18日に『新たな取締役を選任する株主総会』が予定されているため、アニェッリ会長はその前日の1月17日で13年の任期を終えることになります。だから、トリビュートが掲載されたのだと思われます。
アニェッリ会長の時代は幕を下ろすことになりますが、「第2章はない」とは言い切れません。レアル・マドリードのペレス会長のように2期目が訪れる可能性は残っているからです。
実際に『アニェッリ会長の2期目』が訪れるかは「フェレーロ会長によるクラブ経営の結果次第」となるでしょう。不正会計疑惑が片付いた後であれば現実的に起こり得るシナリオだからです。
2023年1月18日付で発足するフェレーロ会長をトップとする新執行部がどのようなクラブ経営を見せるのかに注目です。