2022/23 セリエC第18節が行われ、アウェイでアルツィニャーノと対戦したユベントス・Bチーム(= Next Gen)はムハレモヴィッチ選手のゴールで先制するも試合終盤に2失点を許し、2-1 で敗れました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 12: ライナ |
DF | 2: サヴォナ 6: リッチオ (C) 4: ムハレモヴィッチ 14: ムラッツィ |
MF | 24: パルンボ 8: ズエッリ(→ 16' st. 30: セルサンティ) 27: ベサッジョ(→ 23' st. 28: バッレネチェア) |
FW | 11: クドリッジ 25: チェッリ(→ 1' st. 39: マンチーニ) 7: セクロフ(→ 16' st. 26: バルビエリ) |
ブランビッラ監督は 4-3-3 を選択。ミッドウィークに行われたコッパ・セリエCのパドヴァ戦からは中盤 MF 陣を中心に4選手を入れ替えて試合に臨みます。
先手を取ったのはユベントス。6分にパルンボが左サイドから入れた FK のこぼれ球をムハレモヴィッチが左足でゴール右下に蹴り込み、ユベントスが1点を先行する。
対するアルツィニャーノは19分にスローインからバルバがアントニアッツィとのワンツーからシュートに持ち込むも、ボールは枠の右に飛んでしまいチャンスを逸する。
アルツィニャーノは26分にカウンターからバルバのクロスに反応したグランドルフォがループシュートで GK ライナを回避したが、サヴォナがゴールライン上でクリア。ユベントスは窮地を脱する。
35分にはグランドルフォのミドルシュートが左ポストを直撃するなどユベントスは防戦一方となるも前半を無失点を終えることに成功。ユベントスが1点のリードを持って折り返すこととなる。
ハーフタイムで立て直しを図りたいユベントスだったが、アルツィニャーノに傾いた流れは変わらない。それでも相手の決定力不足に救われ、0-1 とリードを保ったまま試合最終盤を迎える。
だが、勝利が見えた87分にアルツィニャーノはトレモラダの左サイドからのクロスをバルバが右足ボレーでのミドルシュートをゴール左下に決め、スコアを 1-1 の同点に戻すことに成功する。
90分には競り勝ったパリージが落としたボールを回収したアントニアッツィが左足シュートで GK ライナを破り、アルツィニャーノは 2-1 と土壇場で逆転する。
ビハインドを背負ったユベントスに反撃する力は残されておらず、試合はこのまま 2-1 で終了。試合の終わらせ方に課題が残る結果となった。
なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マッシモ・ブランビッラ監督:
「試合の最終盤に2失点を喫したのですから残念な思いはあります。ですが、今日のアルツィニャーノは私達よりも優れていましたし、勝利に値したと思います。
私達は良い試合ができると思ってスタジアムに来たのですが、数日おきに5試合目ということもあり、それができませんでした」
ブランビッラ監督のコメントが少ないのは自分たちが相手ゴールを脅かしたのはムハレモヴィッチ選手のゴールとなったシュートだけでそれ以外は一方的に攻め続けられたからでしょう。
それだけ一方的な試合でした。
パドヴァとの激戦直後という状況であったとしても、相手 GK をほとんど脅かすことができなかった試合内容は反省する必要があります。序盤での1点がなければ「完敗」と総括されるべきだったと言えるでしょう。
Bチームの次戦は12月17日(土)に予定されているセリエC第19節V・ヴェローナ戦です。準備まで約1週間の時間があるため、切り替えて試合に臨むことができるのかに注目です。