セリエAのサレルニターナは公式サイト上でユベントスからグリゴリス・カスタノス選手を完全移籍で獲得したと発表いたしました。ユベントスも公式ツイッターでカスタノス選手の移籍に言及しています。
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キプロス出身のカスタノス選手は1998年1月生まれの24歳。攻撃的 MF でユベントスには2014年1月に加入し、プリマヴェーラやBチーム(= U-23)でのプレー経験を有しています。
カスタノス選手はプリマヴェーラに在籍していた 2016/17 シーズンの途中にセリエAのペスカーラに期限付き移籍。8試合277分で1アシストのインパクトは残しましたが、ペスカーラが最下位に沈んだことで扉が閉ざされる結果となりました。
その後、ベルギーリーグやBチーム(= U-23)で研鑽を積み、2019/20 シーズンからは2シーズン連続でセリエBでプレーした後に昨季はサレルニターナでセリエAの舞台に立ちました。
サレルニターナではセリエAの公式戦27試合・1347分に出場し、1得点2アシストの成績を残しています。このパフォーマンスが完全移籍に切り替わった大きな要因と言えるでしょう。
結果的に『ニコラ監督の要求』を知っているのですから、このことは他の新加入選手と比較してプラスになるはずです。昨季は「計算できる戦力」の位置付けでしたが、今季は「主力選手」として評価を確立することが目標になるでしょう。
新天地のサレルニターナでカスタノス選手のキャリアが輝かしいものになって欲しいと思います。