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中盤 MF 陣に飽和状態のユベントス、余剰人員の放出が不可避となる

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』がポグバ選手を獲得したユベントスの中盤 MF 陣に余剰人員が発生していると言及しています。「少なくとも数選手の放出」が必要になるでしょう。

 2022年7月14日時点でユベントスが保有権を持つ中盤 MF は下表のとおりです。

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表: ユベントスが保有権を持つ中盤 MF
年齢 年俸 契約 備考
ラムジー 31 €7m 2023年 売却熱望
ポグバ 29 €8m 2026年
ラビオ 27 €7m 2023年 売却可
アルトゥール 25 €5m 2025年 売却可
ザカリア 25 €3m 2026年
ロカテッリ 24 €3m 2023年 *
マッケニー 23 €2.5m 2025年
年齢 年俸 契約 備考
ファジョーリ 21 X 2023年
ラノッキア 21 2023年
ロベッラ 20 2024年
ミレッティ 18 2026年

 

 ユベントスのトップチームでプレー経験を有するトップチーム登録の選手だけで7選手も抱えています。「Bチーム(= U-23)から選手を抜擢すること」を考慮すると、多すぎであることは否めません。

 また、ファジョーリ選手やロベッラ選手など “トップチーム入りを狙う若手有望株” が期限付き移籍から戻って来ました。

 中盤を3枚で構成するとしてもボランチを本職とする選手は6人前後が理想です。したがって、トップチーム登録の7選手から 2〜3 人、若手有望株の4選手から 1〜2 人の放出が必要になるでしょう。

 

 ラムジー選手は戦力として計算されていませんが、意中の移籍先があるためかチームを離れることに消極的です。そのため、クラブとの我慢比べが発生することになるでしょう。

 ユベントスのフロント陣が「獲得」だけでなく「放出」でも良い仕事を遂行することができるのかに注目です。