『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがファジョーリ選手との契約を2026年まで延長することで合意間近になっているとのことです。有望株の引き留めができそうな状況になっています。
ファジョーリ選手は2001年2月生まれの21歳。ユベントス下部組織で育成された中盤 MF で昨季はセリエBのクレモネーゼで存在感を発揮し、今季からユベントスのトップチーム入りを熱望していました。
ファジョーリ選手のユベントスとの現行契約は2023年夏まで。そのため、「トップチームでポジション争いができないなら今夏で売却して欲しい」との立場で交渉に臨んでいる状況にありした。
ユベントス側の結論は「ファジョーリ選手の残す」であり、これは7月末のアメリカへのプレシーズン・ツアーでの起用方法でも示されています。
状況としては「2026年夏までの契約延長」が有力になっているとのこと。ファジョーリ選手は『ユベントスのクラブ内育成選手』であり、これはロヴェッラ選手や(モンツァに期限付き移籍中の)ラノッキアにはない特長です。
また、ポグバ選手の負傷離脱が「ファジョーリ選手など若手の中盤 MF 陣がチームに残る後押し」となったことは否定できません。
ファジョーリ選手は『ポグバ選手の不在を埋める役割』を手にしており、そのチャンスを活かせるかがポイントになるでしょう。セリエAで安定したパフォーマンスを継続できれば、一気に主力にまで飛躍することもあると思われます。
まずは現行契約が残り1年を切ったファジョーリ選手との契約延長交渉が妥結することになるのかに注目です。