セリエAに所属するエンポリは公式サイト上でユベントスからコニ・デ・ヴィンテル選手を期限付き移籍で獲得したと発表いたしました。ユベントスも公式ツイッター上で追認しています。
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デ・ヴィンテル選手は2002年6月生まれの20歳。2018年夏にユベントスの下部組織に加入し、プリマベーラやBチーム(= U-23)でプレーして来た CB を本職とする右利きの DF です。
2021/22 シーズンにユベントスでのトップチーム・デビューを果たしており、UEFA チャンピオンズリーグでは2試合・81分のプレー時間を記録しています。(第6節マルメ戦では右 SB として先発出場)
今季は CB ではガッティ選手が『育成枠』の扱いで出場機会を手にすることが予想された中でデ・ヴィンテル選手はセリエAのエンポリへの1年間の期限付き移籍が決定しました。
エンポリは伝統的に 4-3-1-2 を使用するチームであり、新監督に就任したザネッティ監督も昨季のベネチアでは 4-3-1-2 を基本形としていました。そのため、チームの骨格は揺らぐことはないでしょう。
エンポリは左 SB のパリージ選手と左 CB のヴィーティ選手はポジションを確立しており、デ・ヴィンテル選手は「右 CB や右 SB で出場機会を得ること」が目標になります。
若手選手の育成に定評があるクラブであるだけに「その波に乗れるか」がポイントになると思われます。
デ・ヴィンテル選手がエンポリでマルキージオ選手のような成長曲線を描いてくれることに期待です。