ユベントスは公式サイト上で Cygames 社とのスポンサー契約が2年延長され、2024年までになったと発表いたしました。背中の広告スポンサーを引き止められたことはプラスと言えるでしょう。
Cygames 社とユベントスの関係が始まったのは 2017/18 シーズンのこと。2019/20 シーズンは袂を別つことになっていたものの、2020/21 シーズンから再びスポンサー企業に復帰していました。
今回の発表は「(2020年夏に締結した) Cygames 社のスポンサー契約が2022年夏に満了するものだったが2年延長となった」というものです。
サッカークラブのスポンサーは入れ替わりが頻繁に起きるため、今回の契約が満了されると契約期間は計6シーズンになります。親会社などの関係性がない間柄で長期契約になるのは異例と言えるでしょう。
Cygames 社は2021年2月にリリースした『ウマ娘』が大ヒットしたことで業績は「絶好調」です。
支出を切り詰める必要性が少ない経営状況にあるため、ユベントス側が強気な姿勢に出ていないのであれば「現状維持」に近い条件で契約延長することは悪い話ではないと思われます。
"Cygames" のロゴは UEFA のコンペティションでは提示できない契約となりますが、新加入選手の入団会見で背番号をお披露目する際には胸スポンサーの Jeep よりも目立ちます。
この部分での宣伝効果がスポンサー料と見合うのであれば、関係性が急に拗れる可能性は低いと考えられます。
新たな2年契約が両者にとってウィン・ウィンの契約となることに期待です。