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ユベントス、Jeep 社(の親会社である FCA)とのスポンサー契約を2024年まで延長

 ユベントスは公式サイト上で Jeep 社とのスポンサー契約を2024年(= 2023/24 シーズン終了時)まで延長したと発表いたしました。4500万ユーロの基本給に成績給が加算される形式となります。

画像:トリノ・ダービーで決勝ゴールを決めたボヌッチ
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 Jeep (ジープ)は FCA (フィアット・クライスラー・オートモービルズ)の一部門・ブランドで、FCA はアニェッリ家(の持株会社 Exor)が大株主という関係にあります。

 FCA はプジョー・シトロエンとの合併を控えており、欧州委員会から21日付で『合併承認』を得ています。2021年の第1四半期中に合併の手続きを終える見込みですから、その前にスポンサー契約を更新できたことはプラスと言えるでしょう。

 

 ユベントスと Jeep のスポンサー契約は 2021/22 シーズンからの3シーズンです。2023/24 シーズン終了時に新規契約が満了し、「4500万ユーロの基本給」と「スポーツ面の成績によるインセンティブ」で総額が決まる方式です。

 おそらく、チャンピオンズリーグ制覇によるボーナス分が大きいはずですから、UEFA のコンペティションで結果を残せるかが鍵になるでしょう。

 なお、ユニフォーム・スポンサーを務めるアディダス社とは「年5100万ユーロの基本給」であり、ユニフォームと胸スポンサーから得る年間収入は「1億ユーロ弱」となります。

 これは欧州のトップ10に入れる水準ですから、ビッグクラブの成長に(今後も)何とか付いていけるものと思われます。

 

 コロナ禍でスタジアム収入の見通しが立ってない状況ですから、支出の削減は不可避です。スポンサー収入で削減の割合をどれだけ下げることができるかが今後の注目点になるでしょう。ユベントスのクラブ経営に注目です。