ユベントスは公式サイト上でデ・シリオ選手との契約を2025年まで延長したと発表いたしました。両サイドバックとしての計算ができるユーティリティー・プレーヤーをクラブが許容できる年俸で引き止められたことはプラスと言えるでしょう。

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デ・シリオ選手は1992年10月生まれの29歳。ミラン下部組織出身のサイドバックで両サイドでのプレーが可能なユーティリティー性を武器にする DF です。
ユベントスには2017年夏に加入し、2020/21 シーズンはフランスのリヨンに加入していたものの今季はアッレグリ監督が復帰したこともありチームに残留していました。
現行契約は2022年夏までだったのですが、契約を3年延長して2025年までとなりました。アッレグリ監督はデ・シリオ選手を評価しているため、今回の契約延長を喜んでいるものと思われます。
ユベントスは「チーム総年俸の抑制」がクラブとしての重要課題となっており、今年の誕生日に30歳となるデ・シリオ選手に提示されたオファーは「減給」になっていたはずです。
今後は『デ・シリオ選手の年俸水準』が「サイドバックの基準」になるでしょう。
デ・シリオ選手は筋肉系の負傷でチームを離脱する期間があるため、加齢で回復に時間を要するようになることを踏まえると「コンディション維持」がより重要になるはずです。
30代を迎えた選手は単年契約が中心となっているため、複数年契約の提示は「クラブからの信頼の証」と言えるでしょう。デ・シリオ選手がプレーでクラブからの信頼に応えてくれることに期待です。