ユベントスは公式サイト上でデ・シリオ選手の右ひざ前十字靭帯再建手術が無事完了したと発表いたしました。デ・シリオ選手は「2023年内の復帰」を目標にリハビリに励むことになります。
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デ・シリオ選手は5月3日に行われた 2022/23 セリエA第33節レッチェ戦の前半に右ひざを負傷。そのまま途中交代となり、当日中に「右ひざ前十字靭帯の損傷」が確認・発表されていました。
そのデ・シリオ選手は現地5月9日に右ひざ前十字靭帯の再建手術をボローニャのトニオーロ・クリニックで受診。ザファニーニ医師による執刀手術が無事に完了したと報告されています。
クラブから具体的な復帰時期についての言及はありませんが、少なくとも半年以上の離脱は確定でしょう。「2023/24 シーズンのクリスマス休暇による中断期間前に戦線復帰を果たすこと」が目標になるはずです。
一方でクラブはデ・シリオ選手の長期離脱で「サイドバックを本職とする選手が手薄」になってしまいました。
- 右サイドバック
- クアドラード(34): 今夏で契約満了
- ダニーロ(31): 2025年夏までの契約
- 左サイドバック
- A・サンドロ(32): 今夏で契約満了
- デ・シリオ(30): 前十字靭帯断裂
ボローニャに貸し出し中のカンビアーゾ選手を戦力とカウントしても「サイドバックが不足」している状況に変わりはないのです。今季の最終成績に関係なく、今夏の移籍市場ではサイドバックを補強しなければならないでしょう。
デ・シリオ選手が元気な姿で復帰してくれることを心待ちにしながら、予期せぬ事態に直面したユベントスのフロント陣が今夏の移籍市場で DF 陣の編成をどうするのかにも注目です。