『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますとセリエＡ昇格を決めたクレモネーゼがカイオ・ジョルジ選手の獲得に興味を示しているとのことです。ただ、負傷離脱中で復帰は10月末の予定ですから移籍成立となるかは不透明です。
PR
カイオ・ジョルジ選手は2002年1月生まれの20歳。昨夏にブラジルのサントスからユベントスに加入し、セリエＡでの出場は 2021/22 シーズン前半戦のみで9試合113分に留まりました。
今年1月の移籍市場では期限付き移籍の打診はあったもののチームに残留。ただ、2月23日にＢチーム（= U-23）の一員として先発出場したプロ・パトリア戦で「右ひざ膝蓋腱の断裂」の重傷を負ったことで負傷離脱中です。
クラブからは「8ヶ月の離脱」と発表されているため、順調に回復した場合の復帰時期は2022年10月末になる予定です。したがって、2022/23 シーズン前半戦は大部分をリハビリに充てることになるでしょう。
その中でクレモネーゼが “今夏に” カイオ・ジョルジ選手の期限付き移籍を希望する理由は「シーズン後半戦を見据えての動き」と考えられます。
今年は12月にカタールW杯があるため、セリエＡは11月中旬で中断となります。
クラブによっては「11月下旬からシーズン後半戦に向けたプレシーズン・キャンプが可能」なのですから、“後半戦での貢献が期待できる選手” を事前に確保しておくことは合理的です。
クレモネーゼ以外のクラブもカイオ・ジョルジ選手に関心を示しているとの報道が出るのはこれが大きな要因と言えるでしょう。
とは言え、まずはカイオ・ジョルジ選手が順調に回復することが重要です。2022/23 シーズンにカイオ・ジョルジ選手が実力の片鱗を見せてくれることに期待です。
