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カイオ・ジョルジ、Bチームのプレシーズントレーニングに参加して調整中

 右ひざ膝蓋腱の負傷で離脱が続いているカイオ・ジョルジ選手がユベントス・Bチーム(= Next Gen)のプレシーズントレーニングに参加している姿が公式サイトにありましたので紹介いたします。

 2023/24 シーズンの前半はBチームでコンディションを整えることに重きが置かれることになると思われます。

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 カイオ・ジョルジ選手は2002年1月生まれの21歳。

 ブラジル出身の FW で2021年夏にサントスから加入したものの、2022年2月のプロ・パロリア戦で右ひざ膝蓋腱を負傷し、(回復が想定よりも遅れたこともあり) 2022/23 シーズンを棒に振る結果となりました。

 2023年8月初旬に行われたBチームのプレシーズントレーニングに参加して汗を流しているため、カイオ・ジョルジ選手がユベントスの残る場合は「Bチームで試合に出場可能なコンディションにある」と示すことが目標になるでしょう。

 

 ブランビッラ監督が率いるBチーム(= Next Gen)は 2023/24 シーズンも 3-5-2 の継続が有力視されます。

 7月29日に行われたカリアリとの親善試合で先発したのはチェッリ選手とムバングラ選手の2トップ。後半からはマンチーニ選手とダ・グラカ選手のコンビがピッチに立ちました。

 これら4選手の中で昨季のBチームでの出場時間が最も多かったのはダ・グラカ選手(21歳)の22試合909分。ムバングラ選手とマンチーニ選手の主戦場はプリマヴェーラでした。

 Bチームは “攻撃の軸となる FW” が確立されていない状態であるため、長期離脱から復帰したばかりのカイオ・ジョルジ選手もコンスタントに出場機会を容易に得ることができると思われます。

 この点を選手側がどう評価するかによって今夏の去就が変わってくるでしょう。

 

 カイオ・ジョルジ選手がトップチームで躍動するのは「負傷による長期離脱から回復したのでコンディション的な問題はない」と実戦の場で証明する必要があります。その舞台がどのチームになるのかに注目です。