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プリマベーラ: チティのゴールで先制も追い付かれ、レッチェと 1-1 で引き分ける

 2021/22 カンピオナート・プリマベーラ第29節が行われ、アウェイでレッチェと対戦したユベントスはチティ選手のゴールで先制するも後半に追い付かれ、試合は 1-1 で引き分けました。

画像:先制点を決めたチティに駆け寄る選手たち

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2021/22 プリマベーラ第29節レッチェ戦)
  選手名
GK 12: スカーリャ
DF 2: サボナ
6: チティ(→ 38' st. 19: フィウマーノ)
5: エンゾアンゴ
16: ローヒ(→ 31' st. 7: ハサ)
MF 14: ムラッツィ
4: オミッチ (C)
10: ボネッティ(→ 15' st. 3: トゥリッキア)
11: イリング
FW 18: トゥルコ(→ 38' st. 29: マレッサ)
17: キボツォ(→ 1' st. 9: チェッリ)

 ボナッティ監督は 4-4-2 を選択。前節ペスカーラ戦からは7選手の入れ替えを実施し、前線はトゥルコ選手とキボツォ選手の2トップで試合に臨みます。

 

 最初に決定機を得たのはホームのレッチェ。9分にモンモ選手のミドルシュートが枠を捕らえたが、これは GK スカーリャ選手の正面。

 対するユベントスは18分にキボツォ選手がミドルで応戦。このシュートはレッチェの DF 陣にブロックされたが、跳ね返りを回収したイリング選手が角度のない場所からシュート。しかし、こちらは GK ボルベイ選手が抑える。

 試合が動いたのは36分。ユベントスは右 CK をローヒ選手が入れると走り込んだチティ選手が高い打点からのヘディングシュートを決めて1点を先制する。

 41分には持ち上がったイリング選手が今後は右足でロングシュートを放つも、これは GK 正面。それでも前半はユベントスが1点のリードで折り返すことに成功する。

 後半で先にチャンスを得たのはレッチェ。56分にレメンス選手が右サイドを突破してペナルティーエリア内での混戦を作り出すが、混戦となったことで味方もボールを押し込めずにチャンスを逸してしまう。

 一方のユベントスも59分に相手 DF のクリアミスがイリング選手の足元に来る幸運が訪れたが、シュートは GK ボルペイ選手の正面に飛んでしまい追加点とはならず。

 試合が動いたのは互いに決定機を逸し続けた後の74分。中盤からのフィードをゴンザレス選手がバックフリックの形でヘディングシュート。これは GK スカーリャ選手が反応したが、こぼれ球をカロッツォ選手が押し込んでレッチェが同点に追い付く。

 勢いに乗ったレッチェは77分にカロッツォ選手とのコンビネーションで DF ラインを突破したピアッツァ選手がシュートを放つが、これは GK スカーリャ選手が好セーブ。

 勝点3が欲しいユベントスは攻勢を強めて勝ち越しゴールを狙ったが、集中して守るレッチェのゴールをこじ開けることはできずに試合終了のホイッスル。試合は 1-1 で終了し、勝点1を分け合う結果となった。

 

 なお、ボナッティ監督は試合後に次のようにコメントしています。

アンドレア・ボナッティ監督:
「今年になって何度も見せて来たサッカーとは異なるサッカーをしなければならないことは認識していました。

 今日は誰にとっても難しいピッチで勝点を持ち帰るための適応力を示さなければなりませんでした。レッチェのホームではインテル、サッスオーロ、アタランタなどが苦杯を舐めていたからです。

 ドローは正しい結果だと思います。今日は持ち味の良さを示して帰路に着きます。失点したことは残念ですし、2点目のチャンスを逸したことは悔やまれます。それは当然のことです」

 




 

 イタリア南部のサレント半島(の内陸)にあるレッチェでの試合ですが、ピッチのコンディションが北イタリアとは別物です。そのため、試合内容が普段とは別物になったことは許容範囲内です。

 悔やまれるのは「リードを2点に広げられるチャンスを活かし切れなかったこと」になるでしょう。同点に追い付かれる前にそのチャンスが複数回訪れていたからです。

 

 プリマベーラの次戦は4月22日(金)に予定されている UEFA ユースリーグ準決勝ベンフィカ戦です。

 UEFA の本部があるスイス・ニヨンでの一発勝負であり、良いチーム状態で試合に臨めるかが鍵となるでしょう。スイスから良い結果を持ち帰ることができるのかに注目です。