2021/22 カンピオナート・プリマベーラ第17節が開催され、アウェイで SPAL と対戦したユベントスは 0-0 で引き分けました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: センコ |
DF | 2: サボナ 6: チティ 13: ムハレモビッチ 16: ローヒ(→ 34' st. 7: ハサ) |
MF | 14: ムラッツィ 10: ボネッティ (C) 3: トゥリッキア 11: イリング |
FW | 9: チェッリ(→ 42' st. 29: マレッサ) 17: キボツォ(→ 21' st. 25: エンバングラ) |
ザウリ監督は 4-4-2 を選択。前節サッスオーロ戦からは2選手を入れ替え、前線はチェッリ選手とキボツォ選手がコンビを組む布陣で試合に臨みます。
試合は7分にイリング選手が左サイドを抜け出すとラストパスを受けたキボツォ選手がミドルシュート。しかし、ボールは枠の左へと外れる。
対する SPAL は8分に右サイドのクロスからウィルケ選手が左足で狙うが、こちらも枠を捕らえない。19分にはオルフェイ選手が右サイドで決定機を手にしたが、シュートはローヒ選手のブロックで枠の左へと飛んでしまう。
ユベントスは31分にボネッティ選手からのスルーパスを受けたムラッツィ選手が右足で狙うも、シュートはクロスバーの上。37分にはボール奪取に成功したイリング選手が持ち上がってループシュートを放つがこれもクロスバーの上。
前半はスコアが動かず、0-0 で折り返すことになる。
ユベントスは60分にイリング選手の右 CK がクリアされたボールを前線に跳ね返すと、相手 DF ラインと入れ替わってフリーになったムラッツィ選手がダイレクトでシュートを放つ。しかし、枠に飛ばすことができない。
一方の SPAL は64分に左サイドを抜け出したノワロー=ドリアット選手がフィニッシュまで持ち込んだが、シュートは GK センコ選手が難なくキャッチして防ぐ。
結局、両チームともに後半は決定機を十分に作れないまま試合終了のホイッスル。両チームが勝点1を分け合う結果となった。
なお、ボナッティ監督は試合後に次のようにコメントしています。
アンドレア・ボナッティ監督:
「私達は良い試合をしたと思います。1週間で3試合目ですし、起用できる選手が緊急事態となっているからです。
全体として私は試合の瞬間をコントロールし続けたチームの成熟度を称賛しなければなりません。また、SPAL に決定機を許さなかったチームのソリッドさについても同じです。
2試合連続でクリーンシートを達成したことはポジティブな点です。攻撃面では少しフレッシュさを欠いていました。
組み立てに関してはもう少し綺麗にできたでしょう。しかし、試合に出た選手を責めることはできません。試合後に確かな成長を遂げて私達はフェッラーラから戻ります」
過密日程で起用できる選手が限定されている中で勝点1を持ち帰ることができたのは収穫点です。交代カードが限られており、勝利にはワンチャンスを決め切る集中力が必要になるでしょう。
プリマベーラの次戦は2月12日(土)に予定されているカンピオナート第18節フィオレンティーナ戦です。
ミッドウィークに公式戦は組まれていないため、チームを立て直す時間は用意されています。プリマベーラが今節での反省を活かし、勝利を手にすることができるのかに注目です。