2021/22 カンピオナート・プリマベーラ第28節が行われ、ホームにペスカーラを迎えたユベントスはトゥリッキア選手のゴールを皮切りに5得点を奪い、5-1 で勝利しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: センコ |
DF | 14: ムラッツィ(→ 1' st. 6: チティ) 19: フィウマーノ 13: ムハレモビッチ 3: トゥリッキア(→ 9' st. 29: マレッサ) |
MF | 25: エンバングラ 26: セクララツ 10: ボネッティ (C)(→ 1' st. 21: ドラティオット) 11: イリング(→ 9' st. 28: ストリドンク) |
FW | 7: ハサ 17: キボツォ(→ 1' st. 9: チェッリ) |
ボナッティ監督は 4-4-2 を選択。前節ローマ戦からは約半数の選手を入れ替え、イリング選手やハサ選手が久しぶりに先発して試合に臨みます。
試合はユベントスが一方的な展開を見せる。まずは16分にイリング選手が右サイドを突破して深い位置からクロスを入れ、これを最後はトゥリッキア選手が押し込んでユベントスが先制する。
22分にはトゥリッキア選手からの横パスを受けたキボツォ選手が細かいタッチで相手 DF をかわして右足のアウトサイドでシュートを流し込み、ユベントスのリードは2点に拡大する。
攻撃の手を緩めないユベントスは38分にエンバングラ選手からのパスを中央で受けたハサ選手が左サイドのキボツォ選手に展開。キボツォ選手が今後は左足で豪快に蹴り込み、ユベントスは3点のリードを持って前半を折り返す。
地力の差が如実に現れたことを受け、ボナッティ監督は後半開始と同時に3選手を交代。余裕を見せる。
それでもユベントスは52分にセクララツ選手がチェッリ選手に縦パスを入れると、ポストプレーでボールを受けたハサ選手が狙いすましたミドルシュート。これがゴール前に詰めるセクララツ選手に当たって軌道が変わってゴールイン。4点目が入る。
直後の53分にはハサ選手がロングカウンターを発動させると左前方を駆け上がるイリング選手にラストパス。これをイリング選手が左足でのダイレクトシュートをゴール右下に決め、ユベントスのリードは5点にまで拡大する。
完全なワンサイドゲームとなったが、ペスカーラは82分にロングボールを収めたサヤリ選手が個人技で持ち出してペナルティーエリア手前からミドルシュート。これがゴール右下に決まり、一矢報いることに成功する。
しかし、ペスカーラの反撃はここまで。試合は 5-1 で終了し、ユベントスが勝点3を手にした。
なお、ボナッティ監督は試合後に次のようにコメントしています。
アンドレア・ボナッティ監督:
「私達は重要な勝点3を持ち帰りますが、今日の試合はもっと上手くプレーすべきでしたし、もっと上手くプレーできました。
この試合は土曜日に待ち構えているレッチェとの試合に向けて全員で分析するための材料を私達に与えてくれました。次戦の相手はホーム3連勝中ですし、午後の試合ではフィオレンティーナでも結果を残しています。
私達の旅路を決定付ける試合となるでしょう。今日の試合で見せたパフォーマンスとは異なる内容が必要です。今日の試合に関しては失点しないこと、プレーを継続すること、そして注意力を高めるべきでした。
土曜日の試合ではそれらを証明する機会となるでしょう」
今節はリーグ最下位に沈むペスカーラとの試合でした。そのため、ボナッティ監督は「勝利」という結果で評価するのではなく、「試合内容」に重きを置いた論評を行なっています。
ただ、試合が30分以上を残して5点差になりましたし、集中力を保つのは簡単なことではありません。
しかし、80分以降に守備陣が間延びしてしまって立て続けにシュートを許してしまったことは反省点です。ここはチームとして改善すべき部分であり、それが上手く修正されていれば成長した要素となるでしょう。
プリマベーラの次戦は4月16日(土)に予定されているカンピオナート第29節レッチェ戦です。アウェイでの試合で2連勝を達成できるのかに注目です。