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Bチーム: スーレのゴールで成功するも PK で追い付かれ、トレントと 1-1 で引き分ける

 2021/22 セリエC第37節が行われ、アウェイでトレントと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)はスーレ選手のゴールで先制するも PK で追い付かれ、1-1 の引き分けで終わりました。

画像:先制のFKを決めて喜ぶスーレ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2021/22 セリエC第37節 トレント戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 5: デ・ウィンター
4: リッチオ
13: ポーリ
6: アンツォリン
MF 17: ズェッリ(→ 36' st. 19: パルンボ)
8: レオネ(→ 18' st. 28: バッレネチェア)
16: セルサンティ(→ 18' st. 20: イオコラーノ)
10: スーレ(→ 36' st. 14: コンパニョン)
FW 11: ブリヘンティ (C)(→ 25' pt. 7: セクロフ)
27: クドリッジ

 ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。前節レナーテ戦と同じ選手が先発に名を連ねる陣容で試合に臨みます。

 

 試合は静かな展開で幕が上がる。最初の動きは20分にユベントスはブリヘンティが相手選手とのヘッドバットで脳震盪の疑いが生じ、数分後にはセクロフとの交代を強いられることになる。

 

 浮き足立つユベントスを尻目に両サイドからのサイド攻撃で揺さぶるトレントは35分にベアルゾッティが GK と DF の間にシュート性のクロスを送るが、バルブティなどは合わせ切れず。ユベントスは肝を冷やす。

 38分には左サイドから中央にカットインで仕掛けたパスクアートが巻いたシュートで狙うも、これは GK イスラエルが CK に逃れる好セーブで応戦。辛くも窮地を脱する。

 流れが変わったのは42分。ユベントスはペナルティーエリア手前でセクロフが倒されて FK を獲得。ファールをしたラッジョは2枚目のイエローで退場となってしまう。

 1人多くなったユベントスはこの FK をスーレがゴール左隅に直接叩き込んで先制に成功。ユベントスは1点のリードを持って前半を折り返すことに成功する。

 後半で先にチャンスを作り出したのはユベントス。50分にセクロフのスルーパスに抜け出したクドリッジが GK との 1対1 を手にしたが、シュートはクロスバーのわずかに左。ユベントスは2点目を奪うことができない。

 すると77分にズェッリがパスクアートをペナルティーエリア内で倒してしまい、トレントが PK を獲得する。イッツィッロがゴール左隅に蹴り込み、スコアは 1-1 の同点となる。

 ユベントスは土壇場の90分に左サイドからのクロスをクドリッジが逆サイドで戻し、これを最後はセクロフが左足で狙うがシュートを浮かせ過ぎてしまい万事休す。試合は 1-1 の引き分けに終わった。

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

 

ランベルト・ザウリ監督:
「トレントが10人になり私達がリードを奪ったのですから、もっと上手くできたはずです。

 後半はオープンなスペースを使うことでリードを2点以上に広げることができたでしょう。同点にされる前に2点目を奪えていたでしょう。

 勝利は順位を上げるためにも重要でした。しかし、今は次戦とプレーオフのことを考えなければなりません」

 




 

 後半の試合運びが反省点になるでしょう。前半は予想外のアクシデントで浮き足立ったところを狙われたのは仕方のないことです。ただ、耐えて相手を1人少なくした状況で先制に成功したことは大きな収穫です。

 それだけに “1人少ない相手” に追加点を奪えず、PK を与えて同点に追い付かれてしまったことは痛手でした。

 また、試合の最終盤にセクロフ選手に決定機が訪れたのですが、ここでヒーローになり切れなかったことも結果に響きました。ゴールを決めれていればステップアップへの扉が開いていたと思われるだけに悔やまれます。

 

 Bチームの次戦は4月24日(日)に開催予定のセリエC第38節レニャーゴ戦です。今季のカンピオナート最終節を良い形で締めくくり、プレーオフへの弾みを付けることができるのかに注目です。