『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスは今夏の補強方針として「イタリア人重視」に基づく底上げを検討しているとのことです。ただ、中盤 MF 陣に関しては「選手の放出」が前提となるでしょう。

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「中盤 MF 陣の入れ替え」が夏の風物詩となっているユベントスですが、今夏の移籍市場でも継続される様相を呈しています。今年は「イタリア人重視路線への回帰」が噂されている状況にあります。
ただ、中盤 MF 陣は他のポジションとは異なり、今夏で現行契約を満了する選手がいません。
21/22 | 22/23 | 23/24 | 24/25 | |
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Rabiot (27) | €7m | €7m | ||
Arthur (25) | €5m | €5m | €5m | €5m |
Zakaria (25) | €3m | €3m | €3m | €3m |
Locatelli (24) | €3m | €3m | * | |
McKennie (23) | €2.5m | €2.5m | €2.5m | €2.5m |
Ramsey (31) | €7m | €7m | ||
Rovella (20) | (GEN) | ? | ? | |
合計【MF】 | €27.5m | €27.5m |
ジョルジーニョ選手(チェルシー)であれ、フラッテージ選手(サッスオーロ)であれ、レジスタやインサイドハーフとしての活躍を期待する中盤の選手を獲得するには「まずは選手の放出が必須」となるでしょう。
クラブとしてはラムジー選手を売却できれば理想的です。しかし、実際に獲得するクラブが現れるかは微妙と言わざるを得ません。
年俸面ではラビオ選手を売却することで人件費を下げたいのですが、アッレグリ監督が志向するプレースタイルは「消耗が激しい」ため、“タフなラビオ選手” は手元に残したいところです。
アッレグリ監督の第1期政権時からの課題である「最終ラインの若返り」を進める必要があるため、どのポジションから着手するのかが重要になるでしょう。来季以降を見据えた選手起用が残りシーズンで行われるのかにも注目です。