ユベントスは公式サイト上で 2022/23 セリエＡ第26節サンプドリア戦に向けた招集メンバー21選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | ||
|---|---|---|
| GK | 1st | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン |
| DF | 1st | 2: デ・シリオ、3:ブレメル、6: ダニーロ、15: ガッティ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ |
| MF | 1st | 5: ロカテッリ、11: クアドラード、17: コスティッチ、25: ラビオ、32: パレデス |
| B | 20: ミレッティ、44: ファジョーリ、45: バッレネチェア | |
| FW | 1st | 9: ヴラホヴィッチ |
| B | 30: スーレ、43: イリング、46: コンパニョン | |
フライブルク戦で筋肉系の問題を抱えたＡ・サンドロ、キエーザ、ディ・マリアの3選手が招集メンバー外。今朝のトレーニングセッションで筋肉に問題を感じたポグバ選手も招集外となりました。
【先発予想： 3-5-1-1】
GK: ペリン
DF: ブレメル（ガッティ）、ボヌッチ、ルガーニ（ダニーロ）
WB: デ・シリオ（クアドラード）、コスティッチ
MF: ファジョーリ、バッレネチェア、ラビオ
OMF: ミレッティ（スーレ）
FW: ヴラホヴィッチ
アッレグリ監督は 3-5-1-1 を採用するでしょう。先発出場が確定しているのは前日会見での言及があった GK ペリン選手と CF ヴラホヴィッチ選手の2人のみ。
他の9選手はフライブルク戦から中2日で迎える試合であるため、個々のコンディションを踏まえた上で消去法で決定すると思われます。
対するサンプドリアのスタンコヴィッチ監督は 3-4-2-1 が有力です。前線の立ち位置で 3-4-1-2 への可変が想定されますが、どちらであっても大差はないと考えられます。
サンプドリアの攻撃は CF にガッビアディーニ選手が入り、2列目からヘセ・ロドリゲス選手やジュリチッチ選手が絡む形が基本です。したがって、ユベントスの守備陣は「サンプドリアの FW 陣を孤立させること」が求められるでしょう。
今節のサンプドリア戦で勝敗の分かれ目になると思われるのは「中盤での攻防」です。
3-1-4-2 でのビルドアップを試みるユベントスに対し、サンプドリアが 3-4-1-2 でプレスをかければシステム上のミスマッチは回避できます。しかも今節はディ・マリア選手が不在なのです。
“レジスタ脇のスペースに下がってのサポートを試みるユベントスの中盤” をマンマークで潰せればサンプドリアの勝機は高くなるでしょう。
一方のユベントスは「中盤 MF 陣より前は体格差で劣るマッチアップ」になることが不可避であるため、「スピード・テクニック・コンビネーションで局面を打開してフィニッシュに持ち込めるか」がポイントになると思われます。
攻撃陣で起用可能なトップチームの選手が限られているため、中盤 MF 陣がフィジカル面でのサポートを良いタイミングでできるかが鍵になるでしょう。アッレグリ監督がどのような準備をしてサンプドリア戦に臨むのかに注目です。
