2021/22 UEFA チャンピオンズリーグ・ラウンド16のビジャレアル戦を控え、アッレグリ監督とロカテッリ選手による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督：
「チームは良好ですし、シーズンを占う意味でも良い瞬間です。明確なアイデアがありますし、それが正しいことを望みます。目標は中断期間前に最高の順位で到達することですが、今は水曜日の試合のことだけに集中しています。
決勝に到達するクオリティーを持っているかは分かりませんが、辿り着く野心は持っていなければなりません。最大限の目標を置かなければならないのです。仮に相手の方が良ければ、彼らが勝ち進みます。
ベストを尽くせなかったと後悔してはなりません。アウェイゴールが撤廃されたのですから、明日はファイナルであり、一発勝負です。
キエッリーニ、ディバラ、ベルナルデスキは起用可能です。彼らは重要な存在です。明日は120分の戦いになる可能性があり、交代選手は重要だからです。彼らに90分をプレーする足はありませんが、試合の中で役立つでしょう。
ボヌッチは離脱したままです。彼はベストではない状態で2試合をプレーし、ふくらはぎの問題を解決することができていません。Ａ・サンドロもふくらはぎに違和感を抱えています。ザカリアは木曜日に復帰できれば理想です。
ヴラホビッチがプレーするのは確実です。他の2選手から1人を選びます。アルバロは好調ですし、自らのポジションではない場所でプレーするのは初めてですが、居場所を作り良い試合をしています。
もちろん、モラタは CF の方が彼の個性を発揮できるでしょう。
負傷や苦しんだ序盤の3ヶ月に見舞われなければ、この勝点ではなかったでしょう。選手たちのおかげで偉大なグループになりました。しかし、私達はまだ何も成し遂げていません。
目の前のことに集中しましょう。1歩ずつです。チャンピオンズリーグを制覇したり、スクデットのことを話すのは止めましょう。私達はバランスが必要です。地に足を着けている必要があります。
ビジャレアルは経験があり、フィジカルを兼ね備え、重要なテクニックを持ち、それからヨーロッパで多く勝って来た監督を有するチームです。
ファーストレグでは脱落したかのように見えましたが、私達のミスで復活しました。私達はチャンピオンズリーグという真剣な試合をプレーしなければなりません。
ミスは必ず起きるものです。そのため、それぞれのセクションで目的を持ったプレーをしなければなりません。
これからはどの試合もデリケートです。3月は楽しむための時間です。9月から2月は基礎を構築し、3月からはボールが小さくて重くなり、すべてが非日常となるからです。
チャンピオンズリーグにとって最も重要な試合ですが、シーズンではありません。チャンピオンズリーグ、カンピオナート、コッパ・イタリアは別ですから。
ペッレグリーニは大きく成長していますが、私はもっとできると期待しています。1999年生まれの少年ですし、自信を育んでいます。これは非常に重要なことです。
審判の判定？まず第1に私達は偉大なパフォーマンスをしなければなりません。そうすれば選手に拍手が送られるでしょう。レアル対 PSG 戦は予想外の出来事をコントロールする必要性と落ち着きと対応力が必要であることを教えてくれました」
マヌエル・ロカテッリ選手：
「少し感情的になるのは普通のことです。プレーすることが素晴らしい試合になるでしょう。私達は相手にスペースを与えないよう注意しなければなりません。
成熟した試合が必要ですし、ビジャレアルが強くてテクニックがあるチームであることも知っています。間違った姿勢ではいられませんし、ハングリーでなければなりません。勝利を持ち帰ることを望んでいます。
ビジャレアルは非常に強く、テクニカルなチームです。長年プレーして来た強みがあり、良いサッカーをします。彼らにスペースを許してはなりませんし、私達は成熟した試合をする必要があります。準備はできています。
私自身はまだまだ成長することはできます。もう少し得点力を高めたいと思っています。監督は多くのことを私達に教えてくれますし、耳を傾けなければなりません」
