2021/22 セリエＡ第14節アタランタ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督：
「明日は4位の座を争う2チームによる試合です。アタランタは称賛されるべきです。彼らは国内と欧州の両方で近年では重要な結果を残しているからです。
すべてのイタリア勢がチャンピオンズリーグのラウンド16に進出すれば良いことです。いずれにしても難しい試合になるでしょう。テクニック的に上手くプレーしなければなりません。
私達が勝たなければならかったチェルシー戦はトリノで勝ちました。ロンドンでの試合は残念に思います。悪い試合でしたが、55分まではバランスが取れていました。
前半の出来はトリノでの第2節よりも良いものでした。チャンピオンズリーグでの目標は達成しましたし、今はカンピオナートに留まるための重要な1ヶ月で勝点を獲得しなければなりません。
ロンドンでは3バックを用いていません。クアドラードが3バックに入ったように見えたのはチェルシーが私達を中に押し込んだからです。デ・リフトを3バックに？現状では4バックで進みます。
キエッリーニとベルナルデスキは全体練習に復帰しました。明日の試合で彼らを招集することができます。デ・シリオは火曜日には起用できるようになるでしょう。
ラムジーはまだ起用できません。屈筋に問題を抱えており、一時的に起用できないのです。
ディバラは良い状態です。明日は先発することになると思います。
ペッレグリーニは成長しています。彼かＡ・サンドロのどちらが先発するかはまだ決めていません。多くの試合にプレーした選手が多くいますし、状態の良い若手選手を擁していることは強みです。Ａ・サンドロがロンドンで悪い試合をしたという意味ではありません。
アタランタ戦では前線の選手が攻撃のタクトを振るわなければなりません。ディバラはそれができます。ガスペリーニのチームとの対戦では CF が重要になります。
キエーザはラツィオ戦で良いプレーをし、得点のチャンスもありました。ロンドンでは別の試合をしましたが、良いプレーもありました。彼がしていることに満足しています。
このチームには素晴らしいクオリティーはあります。パフォーマンスを改善し、すべてのコンペティションで結果を残すための成長の道を作る必要があります。現時点で最もネガティブなのはカンピオナートの勝点で遅れを取っていることです。
やることだけを考えなければなりません。それから3月にトップコンディションに到達する必要があります。全く別のシーズンになるからです。
会長と話をした時に戻って来て欲しいと頼まれました。ユベントスが再び継続して結果を出せるようにクラブと共に働いて欲しいと言われました。どのぐらいの時間がかかるのかを見て、私達ができるすべてのことをしたいと思います。
勝てないことは恥ずかしいことではありません。ユベントスが20年に渡って勝ち続けることは想像できません。カンピオナートは非常に拮抗した状態に戻っていますし、チームは働く必要がありますし、少しの我慢も必要です。
確かに私達はもっと上手くできたでしょう。そうなることを望んでいました。少なくともカンピオナートでは。
選手たちはリーグ戦の順位を改善するために取り組んでいます。得失点差が違いになるのは紛れもない事実です。明日から1試合で4得点を決められるかは分かりません。
得点を決める足は持っていますが、私達が決めるべき点や決めることができた点よりも少ないです。私達の目の前にいるチームは私達と同じ失点数ですが、彼らは私達より多くの得点を決めています。
サッカーは変わってもカンピオナートを制するための得失点差は変わりません。そうすると退屈になりますが、それがカンピオナートを制する方法です」
