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ベルナルデスキもアルトゥールに続いて代理人をフェデリコ・パストレッロ氏に変更

 有力な代理人であるフェデリコ・パストレッロ氏が自身のインスタグラムでベルナルデスキ選手との契約を締結したと発表いたしました。直近ではアルトゥール選手とも契約しており、影響力が増すことになるでしょう。

画像:ベルナルデスキを顧客に迎えたパストレッロ氏
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 ベルナルデスキ選手とユベントスの現行契約は今シーズンが終了する2022年6月30日まで。ここからが「代理人の腕の見せ所」になります。

 ベルナルデスキ選手は今夏の移籍市場を迎える前にミノ・ライオラ氏と代理人契約を締結していましたが、それが1年も経たない内に解消されることになりました。この点は驚きと言えるでしょう。

 

 ただ、ライオラ氏には選手から契約を切られる理由はあります。その代表例が直近では「ルカク選手のケース」です。

 ライオラ氏は「自身がコミッション・フィーを得られる取引」に重きを置く傾向があるため、選手が “意中のクラブ” への移籍を妨げられるケースがあります。これは関係が拗れる原因になりますし、契約を切られる結果を招くこともあるでしょう。

 ベルナルデスキ選手のケースで言うと、「(ライオラ氏が代理人を務め、現行契約が2022年夏に満了する)ロマニョーリ選手との交換トレード」がそれに該当している可能性が考えられます。

 ライオラ氏にとってはユーヴェとミランから『交換トレードを成立させた手数料』を期待できますが、ベルナルデスキ選手が「ミラン移籍」で『ライオラ氏が手にする報酬に匹敵するメリット』を得られる保証はありません。

 「ユーヴェに残留」したり「他のクラブに移籍」した方が(ミラン移籍よりも)メリットが大きくなる可能性があるからです。それにドンナルンマ選手の境遇を見てると、強引な手法は現時点では避けた方がプラスとなるでしょう。

 

 選手の意向をより優先するパストレッロ氏との代理人契約を締結したベルナルデスキ選手の去就がどのような結末を迎えることになるのかに注目です。