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プリマベーラ: トゥルコとトゥリッキアのゴールでインテルとのダービー戦を制する

 2021/22 カンピオナート・プリマベーラ第4節が行われ、インテルと対戦したユベントスはトゥルコ選手とトゥリッキア選手のゴールで 0-2 の勝利を手にしました。

画像:追加点を決めて吠えるトゥリッキア

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2021/22 プリマベーラ第4節 インテル戦)
  選手名
GK 1: センコ
DF 2: サボナ
5: エンゾアンゴ
13: ムハレモビッチ
3: トゥリッキア
MF 14: ムラッツィ
10: ボネッティ(→ 33' st. 6: チティ)
4: オミッチ (C)
11: イリング(→ 33' st. 29: マレッサ)
FW 18: トゥルコ(→ 1' st. 27: ガランテ)
7: ハサ(→ 20' st. 26: セクララツ)

 ボナッティ監督は 4-4-1-1 を選択。前節ナポリ戦からは先発を3選手入れ替え、ムラッツィ選手を右サイドのアタッキングハーフに配置。ハサ選手をセカンドトップで起用する布陣で試合に臨みます。

 

 試合は開始2分にファビアン選手がポストをかすめるシュートを放ち、3分には右 CK からアビウソ選手の惜しいヘッドなどインテルが良い立ち上がりを見せる。

 試合が動いたのは25分。ユベントスはムラッツィ選手が高い位置でカルボーニ選手からボールを奪うとドリブルで持ち上がって折り返すと、トゥルコ選手がゴール右下にシュートを決めてユベントスが先制する。

 ユベントスは33分にハサ選手からのパスを受けたトゥリッキア選手がイリングに選手に展開して自らは中央に侵入。イリング選手が GK と DF ラインの間に送ったクロスを自ら合わせて追加点を奪取し、ユベントスのリードは2点に広がる。

 インテルは39分にアビウソ選手にチャンスが訪れたもののゴールとはならず。前半は2点を奪ったユベントスが 0-2 のリードを持って折り返すことに成功する。

 後半で先に決定機を得たのはユベントス。55分にガランテ選手が右サイドを突破して深い位置まで持ち上がり、並走していたオミッチ選手にラストパス。だが、オミッチ選手のシュートは GK ボティス選手の好守に阻まれてしまう。

 ガランテ選手は68分に再び右サイドを突破し、中央にクロスを送る。これを受けたセクララツ選手がシュートにまで持ち込んだがホティ選手のブロックで CK に逃れられてしまう。

 しかし、ユベントスはインテルにチャンスらしいチャンスを許さずに試合終了のホイッスルを聞くことに成功。試合は 0-2 のままで終了し、ユベントスが勝点3を獲得した。

 

 なお、ボナッティ監督は試合後に次のようにコメントしています。

アンドレア・ボナッティ監督:
「今日、私達は応用・秩序・集中力の面で素晴らしい試合をプレーしました。2つのゴールを見つけました。1つはトランジションで、もう1つは高い位置でのビルドアップです。

 この勝利に満足しています。なぜなら、チームは勝利に値するからです。

 今日は私達の成長の一部に過ぎないという事実は残っています。しかし、グループ全体で良いパフォーマンスを見せ、勝点3とともにピッチを離れる満足感はあります。

 明日からはユースリーグのグループ内で最も価値を持つチームであるチェルシーのことを考えます。私達は自分たちが価値を有していると確信していますし、謙虚さと決意をピッチに持ち込むことに挑戦すると確信しています」

 

 




 

 立ち上がりは積極的な姿勢を見せたインテルが主導権を握ったものの、ムラッツィ選手のボール奪取から手にした絶好機をトゥルコ選手が決め切って主導権を奪い返して試合を優位に運ぶことができました。

 2得点はどちらもチームとしての狙いが的中した形です。方向性に自信を持つことができますし、これはチームを成熟させる意味においても重要なことだと言えるでしょう。

 プリマベーラの次戦は9月29日(水)に開催予定の UEFA ユースリーグ第2節チェルシー戦です。

 チェルシーの育成部門は安定した強さを発揮しており、ユースリーグではファイナルの常連です。そのチームを相手にユベントスがどのようなパフォーマンスをすることができるのかに注目です。