2021/22 UEFA ユースリーグ第4節が行われ、ホームにゼニトを迎えたユベントスはイリング選手の PK を皮切りに4得点をあげ、4-2 で勝利しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: センコ |
| DF | 2: サボナ 19: フィウマーノ（→ 30' st. 6: チティ） 5: エンゾアンゴ 3: トゥリッキア（→ 40' st. 9: チェッリ） |
| MF | 14: ムラッツィ 4: オミッチ (C) 10: ボネッティ（→ 30' st. 23: レドン） 11: イリング |
| FW | 18: トゥルコ（→ 18' st. 28: ストリドンク） 17: キボツォ（→ 18' st. 29: マレッサ） |
ボナッティ監督は 4-4-2 を選択。前回対戦時にＢチームから招集していたミレッティ選手とスーレ選手が外れ、ボネッティ選手とトゥルコ選手が先発した他は同じ9選手で試合に臨みます。
試合は13分に左サイドを突破したイリング選手のクロスに中央で待っていたムラッツィ選手がドンピシャのタイミングでヘディンシュートを放つが、これは相手 GK に阻まれてしまう。
それでもユベントスは15分に浮き球のフィードに反応したトゥルコ選手が倒されて PK を獲得。これをイリング選手がゴール中央の上に決め、ユベントスが1点を先制する。
対するゼニトは31分に左サイドで得た FK をサインプレーで再開させるとクズネツォフ選手のシュートがループ気味で枠に飛ぶ。だが、これは GK センコ選手がかき出して難を逃れる。
スコアが動いたのは直後の32分。ユベントスはイリング選手が左サイドのライン際をドリブルで持ち上がると勢いを活かしたままグラウンダーのクロス。これを逆サイドでゴール前に詰めたムラッツィ選手が合わせ、ユベントスのリードは2点に拡大する。
ユベントスは前半終了間際の44分に左サイドを抜け出したキボツォ選手が中に切れ込んで右足でのシュートをゴール右下に決めて3点目。前半を3点のリードで折り返すことに成功する。
後半でも先に惜しい場面を作ったのはユベントス。53分にトゥリッキア選手のクロスをムラッツィ選手が中央で落とすと、オミッチ選手がロングシュート。だが、これは GK バザロフ選手の好セーブに阻まれてしまう。
すると61分にゼニトはキム選手の縦パスを受けたベロホノフ選手がドリブルでの持ち上がりから左足シュートをゴール右下に決め、1点を返すことに成功する。
だが、ユベントスは82分にボール奪取に成功したレドン選手のスルーパスに抜け出したストリドンク選手がゴールを流し込んでリードを3点差に戻す。
それでもゼニトは87分に右サイドでボールを受けたフバシュトゥヒン選手が中央に持ち出して豪快なミドルシュートをゴール右上に決め、再び2点差に詰め寄るも反撃はここまで。試合は 4-2 で終了し、ユベントスに軍配が上がった。
なお、ボナッティ監督は試合後に次のようにコメントしています。
アンドレア・ボナッティ監督：
「今日は良いパフォーマンスでした。2試合を残してラウンド突破を決めれたからです。また、ベローナ戦で立ち止まった後で勝利に戻ることができました。
ムラッツィはユースリーグで3得点目です。ストリドンクは上手く試合に入りました。イリングは PK を決めた後にムラッツィのゴールをお膳立てするドリブルがありました。
ボネッティはシーズン序盤から取り組んでいる役割で良いプレーをしています。これは彼が持って生まれたものではありません。シグナルに加えて、チーム全体に下線を引くことが重要です。
私達は改善を継続する必要が明らかにあります。ゴールを許してしまいましたし、この問題の解決策を見つけなければならないからです。どの試合も私達が成長する追加レッスンです。
私達がより高みを目指したいなら、細部を正確に改善しなければなりません。最終的にはディテールが違いを生むからです」
プリマベーラの次戦は11月6日（土）に予定されているカンピオナート第8節ジェノア戦です。ユースリーグで手にした自信をカンピオナートにも活かすことができるのかに注目です。
