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プリマベーラ: 後半の3得点でサンプドリアを 1-4 で下す

 2021/22 カンピオナート・プリマベーラ第22節が行われ、アウェイでサンプドリアと対戦したユベントスは後半にトゥリッキア選手のドッピエッタなどで3得点をあげ、試合は 1-4 で勝利しました。

画像:勝ち越し点を決めて吠えるムラッツィ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2021/22 プリマベーラ第22節 サンプドリア戦)
  選手名
GK 1: センコ
DF 2: サボナ
5: エンゾアンゴ
6: チティ
MF 14: ムラッツィ(→ 34' st. 27: ガランテ)
4: オミッチ (C)
10: ボネッティ(→ 20' st. 26: セクララツ)
16: ローヒ(→ 34' st. 19: フィウマーノ)
FW 17: キボツォ(→ 34' st. 25: エンバングラ)
7: ハサ
11: イリング(→ 20' st. 3: トゥリッキア)

 ボナッティ監督は 3-4-3 を選択。ムラッツィ選手とローヒ選手が WB を担当し、前線は偽9番を用いた流動的な3トップで試合に臨みます。

 

 上位争いをなった試合が動いたのは16分。ユベントスは左サイドでボールを受けたキボツォ選手がセンターライン付近からドリブルで持ち上がって放ったミドルシュートがゴール左下に決まり、先制に成功する。

 対するサンプドリアは19分にチティ選手のミスを突いてボール奪取を成功したディ・ステファノ選手のシュートが枠を捕らえる。これは GK センコ選手が阻んだが、こぼれ球をボンテンピ選手が押し込んで同点に追い付く。

 勢いに乗った27分にイェペス選手が強烈なミドルシュートを放ったが、これはクロスバーの上を通過。

 一方のユベントスは直後にハサ選手がペナルティエリア内でボール奪取に成功して角度のない場所から狙ったが、こちらは GK サイオ選手がブロックに成功。前半は 1-1 の同点で折り返すこととなる。

 勝ち越しを狙う姿勢が実ったのはユベントス。

 71分に左サイドからのクロスが跳ね返されたところを回収したセクララツ選手が再びクロスを入れるとムラッツィ選手のポストプレーからキボツォ選手がシュート。このこぼれ球をムラッツィ選手が押し込み、ユベントスが勝ち越しに成功する。

 すると流れはユベントスに傾く。75分にハサ選手が持ち上がってシュートも右ポストを直撃。だが、跳ね返りを回収したサボナ選手のクロスをトゥリッキア選手が合わせてユベントスのリードは2点に拡大する。

 ユベントスは直後の76分にオミッチ選手のフィードに反応して DF ラインの裏に抜け出したトゥリッキア選手が流し込み、1-4 と試合の行方を一気に決定付ける。

 サンプドリアは残された時間で追撃弾を奪うことはできずに試合終了のホイッスル。試合は 1-4 で終了し、ユベントスが勝点3を獲得した。

 




 

 ユースリーグのラウンド16・ AZ 戦を終えた直後に行われたサンプドリアとのアウェイ戦を制したことは大きな自信になることでしょう。

 前半は 1-1 で折り返し、後半はムラッツィ選手の勝ち越し点を皮切りに一気に3得点を奪って勝負を決めました。流れを掴んだ際にゴールを奪えたことは収穫と言えるはずです。

 プリマベーラは3月9日(水)にカンピオナート第23節ボローニャ戦が控えています。ボローニャ戦の1週間後には UEFA ユースリーグが控えているため、大一番に向けた準備という点でも重要になります。

 アウェイでのサンプドリア戦に続き、ボローニャ戦でも良い内容の試合をプレーすることができるのかに注目です。