2021/22 セリエA第4節ミラン戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「まずユーヴェ対ミランはリーグで最重要の試合でなかったとしても、最も重要な試合の1つです。ミランは3年に渡って同じ選手たちがプレーしており、重要な確実性を獲得しています。
私達は成長していますし、この数週間は共に過ごしています。明日の試合は私達に希望を与えてくれるでしょう。私達よりも彼らにとってより大事だと思います。
疑問は3点あります。1つは守備、もう1つは中盤、最後の1つは攻撃です。
中断前までに数多くの試合があります。重要なことは先発出場する時も、途中出場をする時も誰もがグループの一員であると感じることです。5人交代枠ですから誰にでも可能性があります。
キエーザは疑問点の1つです。キエーザの適したポジション?彼は右サイドでより多くを作っていますし、前線でプレーする必要があります。
左サイド?ピッチに入り、1対1 からの枠内シュートでアドバンテージを取れるクオリティーを持っています。いくつかのことは改善する必要があります。
私達は多くの選手を欠く中で7月14日にスタートしました。欧州選手権に参加したベテラン勢と会ったのは8月3日です。
結果はパフォーマンスに反映されませんでした。私達はもう少し勝点を取れたからです。しかし、トレーニングでチームは常に進行しています。私達は共に成長しなければなりません。
明日は素晴らしい試合になるでしょう。私達はテクニカルな試合をプレーしなければなりません。リバプールで欧州最高のチームの1つと偉大な試合をしたチームとの対戦するからです。
ミランは2013年からチャンピオンズリーグをプレーしていなかったにも関わらず、偉大なパーソナリティーを持っています。忍耐と少しの速攻が私達には必要になるでしょう。
イブラヒモビッチは幸運にも彼を指導することができ、ミランにとって未だ重要な選手です。明日の試合は私達よりも彼らにとって重要です。
私達の最初の評価は11月の代表戦ウィーク前に行うことができます。その時には別のポジションにいることを信じています。
カンピオナートを打ち破れる価値を持ったチームはないと私は信じています。おそらく間違いでしょう。敗れるとポイントを失いますが挽回は可能です。11ポイント差になるとは考えてはなりません。序盤に失ったポイントの挽回を考えなければなりません。
明日の結果は分かりません。サッカーは悪魔の発明ですから。良いプレーをし、敗けたり引き分けたりします。バランスは取れています。勝つために働き、野心を持っている必要があります。
私はコーチでなければなりません。チームがピッチに行くからです。しかし、心理的な側面をハンマーで叩かなければなりません。なぜなら、ユーヴェは試合に勝つためにではなく、カンピオナートを制するためにプレーしなければならないチームだからです。
誰もが試合に勝ち、カンピオナートを勝つのは1チームだけです。最後に最高だったチームがカンピオナートを制するでしょう。
曲がった中盤は選手の個性によるものです。ユベントスではいつものことです。キエーザやクアドラードの個性はラビオとは異なります。ピサの斜塔のようなものです。選手の個性は試合中に修正できます。
デ・リフトは22歳です。彼は非常に良い選手ですが、あなたを圧倒する熱意を持ってユベントスに加入すると、ある程度の明晰を失うのは自然なことです。
冷静になりましょう。20歳にユーヴェのユニフォームは重いのです。20歳のキエッリーニはもっと悪かったでしょう。それから28歳で真面目な選手になりました。道は誰にでもあります。彼は若く優秀な選手ですから、何年もチームに留まることができるでしょう。
ルガーニは嬉しいサプライズです。疑いの余地はありません。彼がプレーするという意味でありませんが、彼を頼っています。
ボヌッチは遅かれ早かれベンチスタートになります。彼はプレーを切望して私に怒りを覚えさせますが、選手としてユーヴェで500試合の出場記録を持っているのです。監督にとってそのような選手は非常に重要です」